御在所岳 (湯の山温泉 鹿の湯ホテル)

三重

三重県三重郡菰野町/2021年12月25日/曇りのち雨
技術:初級 体力:中級(4時間)

2021年の最終登山、そして締めのご飯は、やはり「御在所カレーうどん(しつこくてすみません。御在所の回し者ではないです)」にしました。しかし12月24日から強烈な寒波が到来し、関西の平野部でも雪が積もるとの予報。色々調べましたが、御在所岳では、麓の湯の山温泉でも積雪は無さそうで、天気も夕方までは大丈夫とのこと。

そして僕の車は未だノーマルタイヤですし、そんなこんなで2021年最終登山は、鈴鹿の主峰「御在所岳」と大好物の「御在所カレーうどんと唐揚げ」としました。

高速の休日割引も再開され、一路御在所中道駐車場へ。積雪と寒波を考慮し、登りは初心者コースの中道、下りは山頂の様子で決める事にしました。中道駐車場に到着したのが9時前、何故かこれまでに無いほど空いています・・・?何故だ? でもロープウェイも動いているし、山頂レストランが閉まっている事は無さそうです。

さて、山上が寒いのを想定し、防寒登山服・アイゼンなども装備し登山開始・・・しかし防寒装備が暑いのよ。何回も服を1枚ずつ脱ぎ、登山バックにしまうを繰り返します。

中道
慣れ親しんだ中道
白鉄塔 日本一らしいよ
御在所ロープウェイ
動いてるけど・・乗ってないかな?
おばれ岩
おばれ岩(これも名物)
キレット
中道では有名な6合目の「キレット」
キレット
鎖場以外で直走破も可能

6合目のキレットを超えたあたりから、段々と残雪があり、ここで軽アイゼン装着。アイゼンは10本爪も持っていますが、重たくて歩きにくいので、僕らは専ら軽アイゼンを愛用しています。ここから久々の雪山登山を楽しみつつですが、標高が上がるにつれ、雲の中に入ったみたいで、なんだか暗いんだよ。

そして、この登山道で登ると、わりかし直ぐに頂上に着いてしまい、少し物足りないんですよね。

一応、スリリングな鎖場あり
ごっついつらら
愛用の軽アイゼン
綺麗で凄い自然
山頂広場の雪だるま
案内板

山頂は、さすがに一段と寒くなっており暴風が吹き荒れ、即座にレストラン「ナチュール」に避難。人少なっ! 何なんでしょうね? 11時過ぎだったからなのか、何なのか、今日は人が少なかったです。サンタコスの中年登山グループはいましたけど・・・お疲れ様です!・・・(昼から雨降るからやて。みんな知っていたんだ、きっと) 

さて、スペシャルメニュー御在所定食1700円!(ご当地価格!いつもチト高いZe!) お昼には早いけど、今年の締めとして頂きましたが! やはり!美味い!! これ間違いないやつね。

御在所定食
我々は2名で1食です(少食!)
御在所カレーうどん
カレーうどんアップ 旨い!
唐揚げ
揚げたて唐揚げアップ 旨い!!

これで、お腹パンパン。
下りは勝手知ったる裏登山道にしました。積雪の具合がイマイチ把握できないのと、強風かつ天気が崩れだしたからです。しかししかし、下り半分くらいから雨が振り始め、藤内小屋まで来たあたりでは、もはや二人共ボタボタ

あまたつー!」「蓬莱さーん!」天気予報、大外れしてるよー!勘弁してくれー!雪の方がマシじぁー! ボタボタになりつつ車に戻り、足早に温泉へ。寒いし、冷える。

裏道はなかなかの積雪
巨人の門
巨人の門あたりで、かなりの雨量
ゴジラ岩
新しく出来てた ゴジラ岩

今回の温泉は、初入湯の鹿の湯ホテル、一人1000円也(フェイスタオル・バスタオル付き)。雨でダボダボだったので、屋根付き駐車場に勝手に停めたにも関わらず、快くご案内くださり、館内・温泉含め、和の高級感がある綺麗な温泉宿でした。

内湯は天然温泉内湯、ジャグジー、寝湯と20名以上入れそうな綺麗な浴槽。
ただ・・・露天は、1名専用のユニットバスほどの岩風呂と、2~3名が入れるひょうたん風呂みたいなコンクリ風呂だけと、露天がやけに狭いんだよ! 今日は男湯も女湯も2.3人だけの希少な日だったので良かったのですが、普段の土日祝は人が多いようです。もうちょっと露天の風呂を広くしておくれやし! 泉質は無色、少し匂いあり、スベ感は無いですが、良質だったと思います。

鹿の湯ホテル

以上、2021年最終登山後記でした。