僕ら夫婦は、年に1回から多くて2回程度の遠征登山(旅行)をしています。大体は僕がプランを提案して、二人が納得すれば、お宿の予約は嫁さんの担当となります。
これまで、燕岳・焼岳・八ヶ岳・唐松岳・宝剣岳・白山・氷ノ山・大山・剣山・三嶺・石鎚山・・・(有りすぎて書ききれん)等、大体は1回の遠征で、勿体ないので2山から3山登る感じでプランを組んでいます。
この間のお宿も非常に重要で、やはり温泉・お料理・コスパの総合評価で旅館を決めます。最近はgoogle MAPなどにも口コミが沢山あるので、結構な確率でいい宿に泊まれています。登山後の温泉と料理とお酒・・これ堪りませんねぇ。
この遠征ですが、暦上の連休と祖父母の子供を預かれる日程があれば、大体半年以上前から検討を開始します。他でもそうかもしれませんが、登山の宿って相当早くに予約で埋まるので、予約自体を半年前には入れたいのです。
時期や日程などから、どのエリアにするかや、その他の要素を含めて絞り込んでいきます。例えば、秋なら紅葉登山がメインで、2泊3日なら比較的近場のエリア、久々に讃岐うどんも食べたいので、四国方面とかね。このその他の要素も遠征登山の楽しみを増やせる重要な要素となります。
また、遠征登山では2泊3日はかなりタイトなので、3泊4日以上ないとアルプス以上は厳しいです。
2泊3日であれば、
大山エリア、氷ノ山エリア、四国エリア、白山エリア、名古屋エリア、奈良南部・和歌山エリアまでになるかと思います。
去年3泊4日で北アルプスの立山連峰にいきましたが、
1日目 移動+白山ホワイトロード観光+三方岩岳ピストン
2日目 立山連峰周回
3日目 唐松岳ピストン
4日目 親海湿原散歩+買い物+移動
折角の遠征登山なので、できるだけ沢山の山に登りたくなり、これで予定パンパンでした。1日目から無駄にしたくなかったので、ホワイトロード観光と軽い登山を入れ、2日目3日目はアルプス登山だけで1日満喫、4日目は帰り方向にあった湿原散歩を小雨の中行きました。この4日目だけが少しだけ、ゆっくりとした大人の時間を過ごせたような気がします。
さて、プランの組み方ですが、まずどのエリアのどの山に登るかを仮り決めし、ヤマレコで登山ルートを検索します。できれば周回コースで、コースタイム、難易度、駐車場などを総合的に把握します。次にgoogleマップで登山口周辺のお宿をポチポチし、口コミ欄の評価と宿のHPをみて比較検討します。
前入りの宿、登山と登山の間の宿、最終日の宿で求められるものが異なるので、それも考慮しながらお宿決めを行います。この際に、宿のHPもそうですが、google検索で個人ブログや旅行会社での宿紹介もチェックします。山にハズレはないけれど、宿には稀にあるのでね。
山と宿が決まれば、具体的な出発・到着時間の想定と、それぞれの日に大体何をするかを書面に落としていきます。初日と最終日の半分はどうしても移動になるので、それ以外の部分で自分たちが興味ありそうなものを、周辺の観光地や名勝、温泉、湿原、小山などを調べたりして決めていきます。
ここまで出来上がると、一旦嫁さんへ投げます。嫁さんサイドでプランを確認し、全体行程に無理がないか・登山行程に問題はないか・間に盛り込まれたイベントは面白しろそうか・などをチェックして、そのうち全ボツ・修正提案・そのままOK のどれかが来ます。たまに全ボツもありますので、その場合は凹みます。
嫁さんチェックを通過したら、修正がある場合は直して完成。旅の栞が出来上がります。なんせ、結構先の事なので、予約したお宿とかプランの内容とか忘れるんですよ・・・旅の栞はとても重要です。
あとは、ちょこちょこ旅の栞を見ながら、若干の修正を加えたり、割引を発見したりしながら、旅の日が来るのを待ちます。この間も結構楽しかったりしますよ。
遠征登山の決め方(山・お宿・他)
