関西アルプス その1 滋賀・大阪

日本の山を代表するのは日本アルプス(北アルプス、中央アルプス、南アルプス)ですが、関西にも通称「◯◯アルプス」と呼ばれる低山の山々があります。そのどれもがアルプスと呼ばれるだけあり、変化に富み、楽しい山々ばかりです。殆どのアルプスには複数のコースレイアウトがあるので、ここではその中でも、僕達が登ったことのある1コースを簡単にご紹介します。

関西アルプス その1
①金勝アルプス(滋賀県大津市・栗東市)
②湖南アルプス(滋賀県大津市)
紀泉アルプス(大阪府阪南市)

関西アルプス その2
④須磨アルプス(兵庫県神戸市)
⑤小野アルプス(兵庫県小野市)
⑥加西アルプス(兵庫県加西市)
⑦多紀アルプス(兵庫県丹波篠山市)
⑧播磨アルプス(兵庫県加古川市)

①金勝アルプス
個人的にこの中では一番多く訪れていて、訪問回数は10回を軽く超えます。初心者向きですがワクワクする、景観良い、見所多し、コース多彩と登山の楽しさをギュッと詰め込んだアルプスです。一番の見所は「天狗岩」、天狗に似た巨大な岩が山頂にあり、その岩上からは360度の景色が楽しめます。ルートもコース(◯◯線)が沢山あり、毎回違う周回が可能となります。

オススメは桐生の有料駐車場(トイレ有)から、天狗岩線の谷沿いルートで耳岩まで登り、そこから龍王山までピストン後、天狗岩周辺で昼食、落ヶ滝線で下るルート。天狗岩線は結構変化に富んでいて、川沿いや岩場、ロープ場・鎖場などもあり、そこそこハードです。耳岩や天狗岩は有名ですし、下りの落ヶ滝線は逆にマイナールートで、草木が多いですが、後半は岩場下りや落ヶ滝の上部が見れるなど、なかなかスリリングなコースとなります。

金勝山ハイキングコースのご案内

天狗岩
正面に見えるのが天狗岩
天狗岩
休憩ポイントが沢山ある
天狗岩
天狗岩の上

②湖南アルプス
金勝アルプスが表なら、裏金勝的なのが堂山を主峰に持つ湖南アルプスです。ここも10回弱は訪れています。堂山以外にも、太神山、矢筈ヶ岳、笹間ヶ岳を回るコースもありますが、湖南アルプスのメジャーは堂山です。路上駐車できる場所が数箇所あり、そこからまずは川を渡り、堂山を目指して、時計回りか、反時計周りの周回コースとなります。個人的には反時計周りがオススメです。

見所も、堰堤・阿弥陀ヶ原(とても気持ちの良い場所)・稜線歩き・奇岩・巨岩があり、頂上は360度開けています。昼食は頂上がベスト。下りは基本的に川沿いを下っていく感じなので、これも楽しいです。最後の最後にまた川を渡るのですが、水量が多い日は裸足で渡る事になりますのでご注意を。全体的に金勝ほど多くの見所はありませんが、人も少なく静かで、ゆっくり歩くにはいいアルプスです。

阿弥陀ヶ原
川沿いが多くあります
頂上間近の岩登り
かなり広い
琵琶湖が一望できる

③紀泉アルプス
大阪と和歌山の境に跨るのが紀泉アルプスです。ここは少し遠いので1回だけしか登ったことがなく、しかも山中渓駅から紀伊駅へのごく短いコースでした。道中は基本尾根歩きですが割と樹木が多く、適度に「第一パノラマ」などのポイントで、大阪湾方面の視界が開けるといった感じ。アルプスと呼ばれていますが、岩登りなどはほぼなく、穏やかな登山道です。

気持ちいい尾根道を歩いていくと、主峰の雲山峰に到着し、少し下ると六角堂がある休憩ポイントがあります。和歌山方面には紀ノ川が見渡せる視界が開けた場所で、絶好の昼食ポイントでした。ここから駅へと下山しましたが、この先にも絶景ポイントが多数あるらしく、また機会があれば歩きたいアルプスです。

第一パノラマ
第一パノラマ
第一パノラマ
大阪湾が一望できる
紀ノ川
どん兵衛はいつでもテッパン

特集(関西アルプス その2 兵庫)へ
関西アルプスのすゝめ・・・やまなびOPEN後、実際に訪れた関西アルプス

スポンサーリンク