3気筒しかないのに、1気筒死んだ話

僕の愛車は軽四の旧車(ダイハツ)です。旧車といっても平成19年式(2007年)なので、約16年前という中途半端な感じですが。この車はネットで気に入ったのが見つかったので、弟の会社(整備工場)へ陸送してもらい様々なとこを整備・架装してもらって、令和3年6月から乗っています。

この愛車とは通勤と毎週どこかの山に登っているので、年間2万キロは軽く走ります。そのため総距離も136000kmとなってますが、負荷の少ないノンターボモデルなので特に大きな故障もなく、外見も綺麗なもんです。この前ヘッドライトもピカピカに磨いたし☆

しかし先日、香川へ小遠征登山(登山日記1登山日記2)に行った際、2日目の温泉を出てエンジンを掛けると・・・何か変。アイドリングが全然安定しないし、吹け上がりがめっさ重い・・これはまさか・・。
遠征の前日、同じ症状が出たので友達のダイハツディーラーへ持ち込んで、イグニッションコイル不良で中古品(タダみたいなもん)に交換してもらったのに・・・また、1気筒死んだな。。。

取り敢えず、以降の予定を全てキャンセルして大阪まで帰る事にしたのですが、2気筒しか動いてないので、ボロい原付き並みに遅いんですよね。信号待ちではブルブルするし、エアコン付けると更に遅いし、坂は登りません笑 いやいや全く笑えん!!

エアコンOFF、高速では最高速が平地で80km・登り坂ベタ踏みで70km・下り坂100kmと、猛暑のなか窓全開でノロノロ走る怪しげな旧車。もちろん追い越し車線には出れないし、左からの合流とか恐怖でしかないのです。そして四国の高速は最高時速100kmの区間多い・・・。

スポードリミッター付のトラックが僕らを抜かそうとすると、お互い恐怖でしかなくなります。トラックは遅っそい旧車が邪魔で前に出ようとする。僕らは一度失速すると、なかなか戻れなくなるので、80km全開走行。それ故、ずっと並んで走る事になります。すまん! 運ちゃん! こっちも必死なんやて! にっちもさっちもいかんのよ!

どうにかこうにか香川と徳島を越え、大鳴門橋を渡って淡路島へ、ここで更に問題が!! 登り坂などではベタ踏みしているので、猛暑のなか残りの2気筒は常に高回転で酷使されており、一度PAに停まって再始動したらオーバーヒートマーク点灯!! おいおいおい! これ更に不味いんじゃないの??? 勘弁してくれよぉ・・・。

僕は運転するのに必死なので、嫁さんに友達へ電話してもらったけど、そのまま走り続けて大阪まで辿り着けるかは正直保証できんとの事で、一旦洲本で高速を降りてダイハツディラーへ持ち込む事にしました。

このディーラーが正に神対応で・・イグニッションコイルの在庫はない(普通ないらしい)のですが経緯をお話すると、本来しては駄目だけど内々で中古品と交換しときますと。更に、同じダイハツの事なのでお代は結構ですって・・・!! 超GOD!! めちゃめちゃ感謝ですm(__)m この中古品で愛車は復活! オーバーヒート警告灯もエンジン回しすぎただけみたいで消えた・アイドリングも安定・エアコンも付けれるし・高速も問題なく走れました。

そのまま友達のディーラーへ直行し、イグニッションコイルを3本とも新品に交換(見込みで注文してくれてた)。お代も部品代だけにしてくれました。

しかし・・・あぁ怖かった。
嫁さんから、部品だけは中古にすな!! と僕と共に友達も巻き添えで叱られ笑

旅行先での車トラブルは、そこそこ車に詳しい僕でも焦ります。やっぱ日々の整備はキチンとしとかないとね。(イグニッションコイルの死際は、プロでも予測できんらしいけど)

おしまい。

スポンサーリンク
やまなび