登山初心者のころ、靴に入る砂や石除け用スパッツの存在を知らず、靴に入り込むのをどうにかならないものかと、そこそこ悩んでいました。特に嫁さんは、靴のなかに石が入るとスグ痛くて歩けなくなる。また砂や石除け以外にも重要なのが、夏場は踝(くるぶし)辺りからの、虫やヤマビル、恐怖のマダニの侵入を防ぎ、雪山では冷たい雪の侵入を防いでくれるアイテム。
安いのないかなぁとコーナンやワークマンを回っていたら、足カバー?? といいますか正式名称は今でも不明なのですが、こんなのが(下のリンク)あった。それから数年はこれの似たようなもので代用していましたが、靴の下に来るゴムがスグ駄目になるのと、やはりダサい!んですよ。そらそうだよね。
登山者としても中級レベルには達してるし、いつまでもコーナン仕様(安くて良いのですけどね)では恥ずかしくなり、大好きなmont・bellの直営店へ(といってもアウトレット店です)。
モンベルは関西発祥のアウトドアブランドで、「機能美」「軽量」「迅速」をコンセプトに商品開発を行う僕達の大好きなメーカーさん。ここの商品が好きで、重要なアウターはほぼモンベル一色(中でも安いの)です。
店内を探し回り、ありましたよ! モンベルではスパッツと名付けているみたいです。スパッツは色々解釈があるので、やはりこれを表す代名詞はまだないのかも。誰かドンズバの名前を命名してくれたらいいのに。
じっくり物を見ましたが、やはり良いものは違うな。まず素材がいい、ほぼ水を通さない生地(夏は逆に超蒸れるだろう)。そしてジッパー付きで脱着が靴履いたままで行う仕様(楽だ)。更にこれまでの足カバーではゴムだった靴裏の留め具が、軟化プラスティック。これなら中々切れない上、そこだけの変え具もラインナップ。丈の長さもショート、ミドル、ロング。色も沢山の種類があり、選ぶだけで楽しい。
至れり尽くせりで、上記のように値段もそれほど高くないんです。最終的にミドルタイプのグレーを購入。嫁さんがSサイズで僕がMサイズになりました。(ショートも捨てがたかったが)
結果、それから今までヘビーユーズしていますが、どこも壊れないし、期待した以上の役割を果たしてくれています。また僕は暑がりなので、年中レギンス?スパッツ?に短パンのスタイルなのですが、足元のバランスやカッコよさが段違いに良くなります。
厳しいのが、夏場ですね。素材が水の侵入もシャットアウトするので、中からの蒸れも通しやしません。そこだけスチームサウナ状態になります。夏場だけは通気性の高いのを買わないと無理だな。
多分、通気性の良いタイプもあると(未確認)思いますので、またSHOP行ってみます。