投資について

もはや・・・やまなびにも登山にも、一切関係ない雑記です・・・。
いや! この特集コーナーは自由である!(笑)

さて唐突ですが、僕は個人投資家でもあります。といっても小額投資家です(笑)。

何故、投資に関心を持ったかというと、地元の小学校からの同級生(親友)が数年前まで所謂FIREして、専業の投資家をしていました。独り身で実家なので可能だったのもありますが、毎日投資の勉強しながら有望企業株を買っていたようです。当時、投資総額を聞いたら株式だけで 2000万円前後! 鼻血出るかと思いました。現在は、彼女からの圧力もあり、投資しながら定職に就いています(笑)。

当時は、なかなか思い切った人生だと飲みながら話を聞いていただけだったのですが、数年前から僕も投資の勉強をするようになり、この親友にアドバイスを貰ったりしながら、段々と詳しくなりました。

まず、何故投資をするかですが、うちの場合は将来への貯蓄という意味合いが1番でしょう。

また単に銀行貯金をしているだけでは、実はお金はその価値を下げていくと分かりました。【物価の上昇】【円の国際価値の低下】【給与が上がらない】という負の構造を日本は抱えているので、現在の1万円が20年後に同じ1万円の価値を持っていはいないのです。最近においても、原材料の高騰により、物価が上昇していますが、貯金してある1万円は増えないので、相対的に価値は下がっています。

これに対し、投資も絶対に儲かる訳ではありませんが、全世界への分散投資であれば、全世界はまだまだ成長過程にあり、日本のように停滞や衰退には至っていません。その世界経済へ投資するという事は、成長過程によるリターンを期待できるものであり、逆に世界経済が停滞や衰退するという事は人類が終焉に向かうという事ですので、それは僕たちが生きている間には来ないと思っています。

下記が僕の投資基本方針です。
・全世界への分散投資が軸
・長期、分散、積立の三大原則が基本
・日本経済には投資しない(IPO除く)
・アメリカ経済を1番重視


また投資には様々な方法があり、自分に見合ったポートフォリオを組んでリスクを分散させる必要はありますが、僕の場合は一度確定すると、後はほったらかしでOKなものにしています。
途中で調整しないとならない面倒なものは排除、口座自動振替かカード払いのもの、ほっといてもほぼ問題ない投資先で構成しました。

投資を開始するにあたり、まずは勉強が必要ですが、それには下記のHPが僕には1番役に立ちました。勿論、ある程度書籍なども読んでいます。

ライフパートナーズ株式会社

「やさしい株のはじめ方」「やさしい投資信託のはじめ方」「やさしいIPO株のはじめ方」などを運営されている会社さんですが、非常に内容が分かりやすくて親切丁寧でした。もはや神です。

こちらを始めとして、投資の種類やリスクとリターン、また面白い事に色んな投資詐欺も世の中に蔓延している事も学べました(笑)。この投資詐欺の検証をしているHPとしては下記が参考になりました。
投資詐欺先とのやり取りが面白過ぎます。

定期預金 比較/金利比較ランキング+口コミ

詐欺検証1
詐欺検証2

※特にこの辺が個人的にドハマリです。運営側の正確な分析とツッコミが炸裂しており、またツッコミ所満載の詐欺会社のボロが沢山ありすぎて、相当笑えます!
また、ユーチューブでは両学長 リベラルアーツ大学も参考になります。

ここで検証されている詐欺会社以外にも、似たような先は沢山あり、使われている手法も全部「ポンジ・スキーム」です。また、投資の勉強さえしてない詐欺会社もいるようで、投資用語の使い方や投資会社名を間違えてたり、決算書が激アホで辻褄が合わなかったり、会社のHPには何も具体的な内容さえなかったりと、僕でもツッコミたくなる要素満載、もはやネタの宝庫(笑)
でも、こんなのにも沢山の方が騙されているようですので、投資は充分勉強してからにしましょう。

少し話はそれましたが、この2つの神運営会社さん、本当に役立つ情報を無料で発信されており、こういうのが真の読者に役立つブログ(HP?)なんでしょうね。知識と調査・分析力が半端なくて、とても真似できるとは思えません。

■投資開始初期
そんなこんなで、投資初期はこれまで全く知らなかったIPO投資から入りました。IPO投資は、知識さえあればほぼ0リスクで行え、また当選すればかなりのリターンが期待できる「無料の宝くじ」的なものです。

やさしいIPO株のはじめ方・・・おお 神ですm(__)m

しかし、IPOは毎日ではないのですが、結構手間は掛かります。複数の証券会社に口座を開設、IPO企業の情報と評価を確認しながら、ブックビルディング期間に購入意思表示を行い、当選日に結果を確認する。これを1年間チマチマと行い・・・結果、1口(100株)も当たりませんでした! IPO株は豊富な資金(おそらく最低でも1000万以上)を用いて、労力と時間を掛ける事で、やっと利益に繋がるようです。諦めます。


また同時に、当時話題になっていた「ウェルスナビ」も開始してみました。現在では超有名なロボットアドバイザーであり、預かり資産は6000億円(2022年3月現在)を越えています。毎月口座振替で積立てでき、投資先は全世界(米国株・日欧株・新興国株・米国国債・金・不動産など)、運用は全部ロボット任せという超楽ちんなロボアド投資。

ウェルスナビ

これも1年以上は続けて、殆どの時期プラスで推移していましたが、リバランスが年1回程度しかなく、手数料も1%程度あるので、利益が出ているうちに利益確定して解約しました。解約理由としては、手数料が高いと感じた事と、動きがないので、おもんないんです。

■投資開始中期
この後、大学の同期と投資に関して情報交換していくなかで、積立NISAを活用しないのは非常に勿体ないという事に気が付きました。毎年40万円まで、最長20年間の投資利益が非課税! なぁーにぃー!
ウェルスナビの利益確定でも、笑えるほど税金持っていかれた(特定口座)けど、非課税!なん?
我ながら、気付くのが相変わらず遅っ!!

iDeCoも優遇されているが、あれは途中解約もできないし、歳取ってからの完全老後用にて、活用しにくいので、却下!

ここから積立NISAに対応している投資商品の選定を始める。ここでまず、投資信託に興味を惹かれました。

まずは「ひふみ投信」。
国内ではめずらしいアクティブ・ファンドであり、国内の無名な有望株を調べ上げ投資を行うという、足と頭を使った投資スタイルで大成功を収めているファンド。しかし、2017年2月に代表の藤野さんが「カンブリア宮殿」に出演した事で、状況は一変。投資家からお金が集まりすぎて、国内だけでは活用しきれなくなったが故、以降成績は低迷し、ひふみ投信のTwitterが荒れる事態へ(笑)。
テレビの威力って未だ絶大なものがあるなぁ・・・で、却下!

次に「セゾン投信」。
世界の有望ファンドに投資をするという「ファンド・オブ・ファンズ」。これなら、投資先のファンドが優秀かどうか良く調べるだけだし、世界分散投資になる、まぁまぁ評判もいいので、これで積立NISAをする事に。

これが1年後失敗となり、そこから粘って粘って、どうにかマイナスにならずに解約する事ができました。投資初心者が、良く調べもせずに何となくで雰囲気で、20年間投資しようとするとこうなります。

セゾン投信は手数料がバカ高い(投資先のファンドの手数料も掛かるので)。またセゾンがファンドを運営せず手数料だけ取るなら、個人で直接投資先のファンドを買えばよい(できるできないはありますが)。

途中で損をしている気分になり、急激に解約したくなりましたが、損益がマイナスになっていたので解約もできず、プラ転するまでは塩漬けとし、積立NISAの廃止だけ行いました。やっとこさ解約できたのはごく最近です。

■投資開始後期
それからも色々と調べたり、他に少し投資してみたりしたのですが、手数料が安く、それなりのリターン実績があるものとなると、「インデックスファンド」が1番安定していると最終判断しました。インデックスファンドとは、市場の動きを示す特定の指数と同じ値動きをするように運用される投資信託のことです。少し違いますが、リバランスを殆どしないロボアドみたいなものです(違うかも・・・)。

地元の親友曰く、「インデックスはいいと思うけど、そんなの自分で組んだらいいじゃん」と・・・君はファンドマネージャーかね? 無理無理! 専業投資家は敵わんわ・・・。



しかし、なかなかこの結論に至るまで時間を要し、遠回りしてしまいました。

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

通称「オルカン」と呼ばれており、信託報酬はなんと! 年0.1144%以内。過去実績を見るとウェルスナビを上回る実績はあるように見えますが、信託報酬は約1/10です! 激烈に安い。
「投信ブロガーが選ぶ!Fund of the Year 2020 及び 2021」にて1位間違いないやつ

これに積立NISAMAX BETで展開、後はこのままガチホールドするだけ。
昨今の「ウクライナショック」の影響をモロに受けましたが、2022年3月に回復しました。

取り敢えず、1番気になっていた積立NISAの銘柄は確定したので、ひと安心です。

■そして現在
【インデックスファンド】
オルカンをメインにしましたが、オルカン検討時に同じ様なインデックスファンドで気になっていた、eMAXIS Slime 米国株式(S&P500)eMAXIS Slime 先進国株式インデックス

オルカンの組み込み銘柄でも全世界への分散投資はできていますが、1本だけに偏るのは宜しくない。
同じ様なインデックスファンドですが、どれが良い成績になるのかも気になるし、この2つも積立る事にしました。

【ロボアド】
インデックス3本。これに対して、ロボットアドバイザー分野よりROBO PROというなんか新しいのが始まったので調べてみると、長期はもちろん短期での利益獲得も目指すという、ウェルスナビよりも面白ろそうなロボアドを発見。更にSUSTENという、金融工学・・・ウンタラカンタラで、儲かった時しか手数料が掛からないというロボアドも発見。

ウェルスナビは一般的になり過ぎて興味が無くなりましたが、この2つの成長は面白そう。これにも小額だけど積立開始。

【レバナス】
そして2021年の年末に、楽天証券から楽天レバレッジNASDAQ-100(レバナス)が販売開始されました。ナスダック100指数の2倍値になるように運用される投資信託。大和アセットマネジメントが2018年から販売しているiFreeレバレッジ NASDAQ100の楽天版ですね。

これはまぁ博打要素が高いもので、要は2倍のブルです。これに全力で掛けている方々を「レバナス民」と呼ぶようです。少しハイリスク・ハイリターンではありますが、販売開始されたばかりで興味をそそるし、僕のポートフォリオに組み込んでも、全体への影響はそこまで大きくはならないので、これも小額積立開始。



結果、NISA以外は全て小額積立ではありますが、現在のポートフォリオとして

eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン) 積立NISA
eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
ROBO PRO
SUSTEN
楽天レバレッジNASDAQ-100(レバナス)


これで、当面の投資先選定は完了しました。数年かけて評価をしますが、オルカン以外は組み替える可能性はあります。特にSUSTENのパフォーマンスが微妙・・・

因みに「ウクライナショック」で下落耐性が最も高かったのはROBO PROでした。マイナスにさえならず。逆に大暴落したのがレバナス。現在も回復さえしていません。やはりレバナスは増えるのも早いが、暴落の仕方もエグい。そんなんでも20年間とかガチホできれば、勝ちなんでしょうけど、さてさて。


今回は特集内別記事の「iPhone買い替え」や「Blog・WordPressについて」等よりも更に、というか全くやまなびにも、登山にも関係のない雑記となりましたが、どなたかの参考になれば幸いです。









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