何故だか先日上げた「投資について」へのアクセス数が多いので(やまなびは登山ブログです！)、迷走していた時期の話も上げておきます。(多分役には立たんと思います！)
現在はインデックス・ロボアド・レバナスに落ち着いていますが、キチンと投資の勉強をする前は、色んな危なっかしい投資(投機？)にも手をだしていました。
振り返ると自身の投資目的が曖昧で、「億り人」「ハイレバ戦士」「爆益」などの言葉に踊らされていたと思います。
まず、失敗するパターンの典型 FX。
仕組みを勉強して、「ファンダメンタルズ分析」「テクニカル分析」「ゼロサムゲーム」とか、一応は学びました(未だよくわからんけど・・・)。しかし国内のFX業者には追証という、下手すると投入金額以上のマイナスに陥る制度があるので、二の足を踏んでいました。
そこで海外のFX業者を調べると、「最大レバレッジ888倍」「ゼロカットシステム搭載」「入金100％ボーナス」など、国内では考えられない厳つい業者がありました。フルレバなら1万円で888万円分買え！ しかもゼロカットがあるのでマイナスには決してならない！ これはもう控えめに言って最強！
これ以外にも「iFOREX」(アイフォ戦士と呼ばれるみたい)などもあるのですが、レバ888倍に目がくらんでしまい10万円を入金、ボーナスとして10万円分ポイントが付き、計20万円分の種銭でスタート。
まずはマイクロ口座で初心者マークの安全運転。MT5をそれなりに使いながら、儲かったり、儲からなかったりを繰り返すうちに、こんなチマチマでは拉致があかんと思うようになり、スタンダード口座へ移動。
レバの掛け方も超適当だったのですが、当時GOLD(金)が過去にないくらい上昇しており、これのS(売り)でハイレバを効かせて全額を投入！！
下がれぇー！！ 爆益じゃ！！ 俺は億り人になる！！ とか訳わからんことを言いつつ・・・
そしたら、何故かホルムズ海峡タンカー攻撃事件が勃発したのだよ・・・結果GOLDが更に爆上がりして、損切りもできずに1日で種銭が全部消えた(泣）。勿論ゼロカットされたので、追証はないけど。。。
誰じゃい！ タンカー攻撃したアホは！
そういえば本に書いてありました。
初心者は順張り(L)で入る事、またレバは2倍程度から始める事。全部逆でやってもた・・・
しかし、これは痛かった・・・XMより退場。
次に、トラリピ(トラップリピートイフダン)。
詳しい説明はマネースクエアのHPを参照頂きたいのですが、要はFX自動売買システムです。想定(設定)したレンジの中で価格が上下すれば、自動的に売り買いをしてくれ、勝手にシステムが小銭を稼いでくれるというものです。
これは勉強だけして、手は出しませんでした。常にマイナス評価分を抱える事になるので、精神的にしんどくなりそう。止めよう・・・FXはもう懲りた。まだXMのダメージが癒えてない。
次に、不動産投資。
ワンルームマンションでは利幅がないので儲からんし、不良債権化(未入居期間)する恐れが高いので、やるなら丸ごと1棟がベスト。入居率さえ保てれば、融資の返済を入居者の家賃で賄うので、入居者が代わりに返済してくれているようなもの。更に家賃の余りはインカムゲインになります。
これは究極の不労収入と言えるかもしれないけど、事故や事件などが発生すると途端に入居率が下がり、自己破産するしかなくなる場合もあるのと、そもそも・・・僕では銀行融資が通りません！
後日談となりますが、スマートデイズがスルガ銀行と結託して行ったシェアハウス「かぼちゃの馬車」事件は、このようなサラリーマン投資家に1億以上の物件を無理矢理(資料を改ざんして)買わせて、最後は盛大に経営破綻するという悪質で危険極まりない投資でしたね。銀行が結託してるとか終わってます。
不動産はハイリスク・ハイリターン過ぎて無理だ(まず融資が通らん)。
元々、属性の良い方(お金持ち)の投資手法で、現在多いのは老人ホームの一棟借り上げ(サブリース)案件でしょう。
老齢人口はこれからも増加するし、殆どの場合は施設運営会社がサブリース先となるので、自ずと高い入居率が維持される為、ファミリー向けマンションや学生向けマンションより未入居リスクが低く、高需要と長い運営期間が期待できると思われます。
うーむ・・・なかなか投資も難しい(今思えば当たり前)。
この時期くらいから、やっとこさ投資全体について勉強し直す事にして、書籍を買ったり、ネットで色んなブログなどを読み漁ったり、ライフパートナーズ株式会社のような神HPを見つけたりして、投機ではなく堅実な投資が自分の望むものだった事に気付きました。よく見る字面ですが、結構な授業料払ったもんだ。
ここからは先日の投稿記事「投資について」に繋がるのですが、過去を振り返ってこそ理解できる事もありますね。ロクな知識もなく投機案件に手を出したり、買えるはずのない不動産投資を無駄に学んでみたり、自分で思い出しても恥ずかしい。
長期・分散・小額積立・ほっからかし
結局、これが僕の性分には合っていました。
