滋賀県高島市/2022年7月23日/雨のち曇り
技術:初級 体力:中級(5時間)
今日は久々に滋賀の赤坂山に登ります。ここは天気が良ければ、ずっと琵琶湖を一望しながら稜線歩きができる高島トレイルのメッカであり、地表にはマキノ高原や写真スポットとして有名なメタセコイヤ並木があります。
ヤマレコNO.4491203をトレースしつつ少しショートカットするコースで登りますが、赤坂山はほぼコースバリエーションはないので、時計回りか反時計回りの選択くらいです。今日は反時計回りに、赤坂山駐車場 ➡ 三国山 ➡ 明王ノ禿 ➡ 赤坂山(お昼予定) ➡ 粟柄越 ➡ 赤坂山駐車場 の約18kmで回ります。
9:00頃に駐車場を出発しましたが、予報に反し雨。弱い雨ですが気温は24℃前後、真夏とは思えない涼しさであり、雨に濡れるのを除けば、快適な登山日和となりました。
しかし、ここから黒河峠の登山口まで約6km、1時間40分を掛けて緩やかなアスファルト道 ➡ 林道を登って行きます。最初の登りに設定して正解だったと思うくらい、ここが長かった。
やっと黒河峠の登山口に着きました。ここにはお手洗いがあり、高島トレイルの始点(終点)のようです。また、高島トレイルは日本の中央分水嶺 約5000kmにおける丁度真ん中あたりに位置しているそう。
(中央分水嶺:日本海側と太平洋側に水が流れる分岐線の事)
ここから若干狭い登山道へと入り込み、弱雨が降る中、草木にも濡れながらまずは三国山を目指します。
このルート上には水場が豊富にあり、ここが三国山湿原のようです。こんな稜線上なのに不思議な事に湿原があるんですね。
次に着いた三国山への分岐からは、一旦ピストンで山頂へと向かいます。この登山道がまた狭く、草木は濡れているし、段差は多いしで、結構負担になりました。展望はないので、パスでも良かったかも。
分岐点まで戻り、次の明王ノ禿に向かいます。カッコいいようなダサいような、変な名前。この名勝はなかなか荘厳な自然美なのですが、今日はまだ雨が振っていて風も強く、長居はできませんでした。しかも、真夏だとは思えない寒さ。
ここまで誰もおらず、景色二人占め。次の赤坂山までは直ぐですが、このあたりでやっと雨が止みました。ただ、4月かと思えるくらい寒い。クーラー効きすぎです。
本日の目的地 赤坂山。天気はギリギリ雨も止み、岩陰であれば風も防げるので、ここでお昼ご飯にします。この時点で12:30、3時間30分掛かっていますが、うち1時間40分は登山口までの下道歩きなので、登山自体は2時間弱ですね。景色は相当ガスってますが、時々琵琶湖も見えました。
ファミマの蕎麦がなかなか美味しかった。でも気温的にはコンロとスープ持ってきたら良かったな。食後は隣の粟柄越から、下山を開始します。雨天だからか、ここまで誰も登山者おらず。
この峠からの下りは、比較的なだらかではありますが、結構距離長めで下っていきます。まぁ登りの登山口まででも6kmは歩いたので、そんな近いはずはない。
山の上と違い、キャンプ場は大人気! ご家族から友達連れまで、様々なテントが張ってあり、今日は泊まるんでしょうね。雨が上がって良かった。この時14:00なので、5時間・18kmのコースとなり、そこそこ長かったかな。
このキャンプ場の中にある本日の温泉 マキノ高原温泉さらさ で身体を温めてから帰ります。この温泉・・・休日でも700円ですが、特徴がない。温泉感のあまりないお湯、内湯が大浴槽、ジャクジー、温風呂、半露天の外湯が八角形の風呂と3名用サウナのみ。水風呂なし。人も少ないので、登山後に汗を流す分には充分ですが、温泉単体としては、んん・・。