兵庫県神戸市/2022年6月12日/晴れ
技術:初級 体力:初級(3時間45分)
僕が先週何故か腰を痛めてしまったので、リハビリを兼ねて軽めの山を探していたら六甲アルプスなるものを発見! 知らないぞ・・・まだこんな低山アルプスが関西にあったとは参ったな。今回は僕らでも初となる六甲アルプスです。
ヤマレコNO.4140891を参考に、嫁さんが「反対周りの方が面白そう」「古寺山から駅にそのまま戻れそう」との意見を取り入れて、神鉄「大池」駅周辺に駐車し、丁度9:00に登山を開始します。
大池駅 ➡ 住宅街 ➡ 登山口 ➡ 地獄谷分岐 ➡ 地獄谷道 ➡ 山頂道路 ➡ ダイヤモンドポイント(ピストン) ➡ ノースロード分岐 ➡ 六甲アルプス ➡ 古寺山 ➡ 大池駅
という周回コースで行くことにしました。これなら電車の時間を気にする必要もないし、天気も昨日の雨が嘘のように快晴、気温も高くなて涼しい風が吹いています。最高のハイキング日和。
この六甲アルプス、電車駅から行くと最初と最後は住宅街歩きになりますが、そんなに苦ではありません。所々に地獄谷への案内板があり、街として後押ししてくれている感じはします。そして、昔別の山で来た登山道入り口より登山を開始します。
最初は、サッカーグラウンド脇を通り、高速の高架下を抜けて、やっぱ都会の近所だなぁと感じますが、地獄谷分岐からは都会感などは全く感じなくなり、本格的な登山道となります。このルートは、岩を流れる沢沿いを登って山頂稜線へ辿り着き、景色を楽しんだ後に岩々の低山アルプスを楽しめる、なかなかのアガるルートです。
腰の回復も順調で、嫁さんも気を遣って緩やかなペースで上ってくれましたので、ここ辺りより気持ちの良い登山道歩きとなりました。岩を流れる沢沿いの道なので所々滑るのですが、慎重に行けば問題ありません。木々が鬱蒼と茂っているので、ピーカンなのですが意外に涼しく、癒される行程です。
途中、増水なのかは不明ですが登山道が水没していて、迂回路を経由しました。こんなんもいいです。その後も岩を流れる沢脇をルーファイしながら登って行く面白い登山道です。森と岩と沢が美しさを織りなし、イオンが満載。
登り詰めるとほぼ山頂稜線となり、小さいダム湖や別荘地に辿り着きます。六甲山は山頂稜線まで車道が入っており、立派な別荘やドライブウェイなどが走っているので、ある意味安心というか興ざめと言いますか、人界と自然界の合間にあります。だから今回選んだんだけどね。
北六甲稜線に出ると、そこは人界。車やドライブウェイ、別荘などが沢山現れます。これはこれで、リハビリの身としては一安心でき前半戦終了、景色が一望できるダイヤモンドポイントへピストンで向かいます。

天気も良く、風も心地よい気持ちのいい場所でした。ここから、六甲アルプスに向かいます。少しピストンで戻りますが、ほぼ平坦な稜線歩きとなり、あっと言う間にノースロードに入り、またもや僻地の別荘地を抜けて、六甲アルプスへ入ります。
ここからが本日のメイン、六甲アルプスです。ノースロードから少し下って、直ぐに到着しましたが、単体としての規模感は関西の他アルプスに比べると小さかったです。初登頂となりますが、金勝や湖南アルプス的な岩々の稜線を越える低山アルプスに少し似てるけど、小規模でマイナーなルートでした。

岩々が突き出てる稜線を越えて行くのは気持ちいいんだけど、他の関西アルプスにある名勝感はありませんでした。六甲山系は色んな凄い名所があるので、その一部として巡るにはいいと思います。
その後は一旦六甲ドライブウェイまで下り、ドライブウェイ脇を30m程登れば、再び安全な登山道となります。ドライブウェイは、ウルサイ車や観光バスが多くて、安心して歩いてられません。
古寺山は最初スギ林を抜ける良くある山ですが、途中から岩場が出現したり熊笹に覆われるなど、まぁまぁの変化はあります。山頂には大きな岩が2つあり、「清盛の涼み岩」との看板があるので、おそらくはこれがそうなのでしょう。
この時点で12:30過ぎなので、このお岩の上でお昼休憩にしました。翌日、ブログを書きながら気付いたのですが、もしかしてこのお岩、神聖なのかも汗汗m(__)m しかも少しだけ分け入った所に、古寺山展望台があり・・何と景観抜群らしいです・・。やっちまったな! 看板も何も無かったから完全スルーしてもうたよ! 本日最大のミス。
ここからは下るだけで、まぁ変化は期待していませんでしたが、半分より下は歩きやすい緑に覆われた気持ちよい道となり、結構楽しめました。これは予想に反して良かった。
駐車場に戻ったのが、13:45前後なので約3時間45分でした。嫁さんには物足りなかったようですが、今日はリハビリ登山なので申し訳ないm(__)m さて、本日の温泉に向かいましょう、Google Mapで探した神戸天空温泉 銀河の湯へ。
山の中腹にあるスポーツ設備やグランピング施設に併設されている天然温泉。泉質は源泉のみ硫黄臭がありますが、無色・透明・ヌルヌル無しのごく普通。内湯も源泉風呂以外は特筆すべきは無し。注目すべきは広大な露天エリアですが、ジェット付き大きめ岩風呂1つ、オマケ程度の打たせ湯、明らかに湯量が少ない変な寝湯、あとは殆どのスペースが贅沢に配置された日光浴場です。景色は向かいの山が一望でき、なかなかの開放感がありますが、女湯は森の木々しか見えないそうです。