播磨アルプス・高御位山 (加古川温泉 みとろ荘)

兵庫

兵庫県加古川市/2022年6月4日/晴れ
技術:初級 体力:中級(5時間30分)

今日は快晴のなか、そろそろ鈴鹿山系・比良山系以外に行きます。兵庫県にある播磨アルプス、お隣の県とはいえ、姫路の手前なのでなかなかに遠いのですが、行き帰り高速を使用して行ってきます。

中でもロングコースとなるヤマレコNO.4275015をトレースしますが、ゴール地点の阿弥陀新池駐車場に車を停めて9:30に出発、かんざし岩登山口まで7km前後下道を歩きます。これがなかなか辛く、登山前には過度のウォームアップになりました。

駐車場 30台位は停めれる
阿弥陀新池
右手に高御位山を見ながら歩く
これから縦走する播磨アルプス 楽しみです
ずっと田舎道を行きます
大池 蓮かな?
正面の岩々が登山口

かんざし岩登山口に到着したのが11時なので約1時間半掛かりました。ここから登るのは初めてですが少し登るだけで、数々の巨岩・奇岩が現れるので、非常に面白そうな登り道です。この登山口、かなりいい予感がします。

やっと登山口に着いた
登山道だけで嬉しい
もう岩が出た
でっかい岩
脇を巻いていく
ロープ場

少しの森を抜けるとイキナリ巨大な岩が現れ、ハーケンが沢山打ち込んであるのでクライミング場なのかな? 登山道にもロープ場や岩登りが多数あり、標高は高くありませんが、高度感はなかなかのものです。流石は播磨アルプス

この辺りロープが脆い
綺麗に町が見える
晴れてて凄い綺麗 前衛岩?
あっち??
あそこまで行くみたい
さて次へ

播磨アルプスは奇岩や、山頂の看板がほぼないので、どれが何なのかイマイチわかりません。あるとイイな名札看板。しかし、登山開始から直ぐに岩場になるのは楽しいね。

ビックサンダーマウンテンだろ?
かんざし岩みたい
脇から登っていく
高度感あるなぁ
岩上 先まで行ける
これ以上は無理!

かんざし岩は切り立った巨岩で、岩上では先っぽの方まで行けますが、落ちたら死にます。残置ロープとかもあったので、直上りルートなどもあるのかもしれませんが、高所恐怖症なので先まで行くのは止めておきます。ここからは、アップダウンを繰り返す尾根道となり、何故かピーカン・微風の結構苦しい行程となりました。

先は長い
ささゆり
岩だらけ
こんなんが多数
姫路方面
この稜線を越えていく

この辺りで既に12時手前、今日はなかなか手強い行程になりそうです。下道7kmと稜線のアップダウン、照りつける太陽、岩で反射する熱気とほぼ風がない。遥か遠く高御位山にある反射板が小さく見えますが、まだ相当遠いぞ。

そして、こけし岩まで来ました。既に12時前後ですが、2L持ってきた水が足りそうにない予感もあり、また二人共体温が上がり汗が止まらず、ここで少しだけ休憩します。これはヤバいな。お腹も全く減りません。小休憩後、先を急ぎます。

こけし岩
ビクともせん
こっちから見るとゴジラ?
桶居山の三角点?
遠くにある反射板がゴール・・
あそこから降りてきた

低山とはいえ視界は360℃良好で、瀬戸内海の淡路島や小豆島、三宮や姫路まで見渡せ、絶景の尾根道ではあります。しかし・・・暑い、風がない、水が乏しい。僕は若干の熱中症になりつつ、尾根道を進みます。

13時になり歩き始めから3時間30分で、クールダウン10分休憩を申請。若干頭が痛くなりだしたので、早期に対応しないと危険です。嫁さんは二日酔いぎみ、僕は熱中症ぎみという・・・馬鹿夫婦。木陰でクールダウンして、水分を補給してから、再度アタックを開始します。

あの岩も凄いな
岩の先がコブラに見える
岩の色彩も美しい
結構ある切り立った崖
あれを見ろと?
ごっつい岩山 写真では・・
ここから人が増える
ここで昼休憩にしよう
食欲ないので茹で卵のみ

二人共、今日は全く食欲がないので、茹で玉でタンパク質と水分だけを補給し、高御位山への最終行程を急ぎます。手持ちの水に不安があったのでね、でもこの休憩で夫婦共々、かなり回復できました。

嫁さん曰く、最初に下道歩きではなく、登山後に下道を歩いた方が、自販機とかもあるので正解だったかもと。今回、計画したの僕・・・。

こんな休憩に良いとこもある
あそこが頂上
また、ささゆりが応援
この岩場も凄いな!
反射板が近い!
カエル岩

やっと最終目的地の高御位山山頂直下まできた。長かったというか、僕らの経験値でも水が足りず、軽い熱中症になるとは情けない。結局、水は節約して最後は少し余ったけど、まぁ大事に至る事もなく山頂に到達できました。やまなび運営者のプライドにかけて、撤退はしたくなかったので良かった。

つ・・着いた
これが見えてた反射板
ありがとうございますだ
休憩テント
最高点へ
最高点
有名な展望場
一望
神戸方面
飛翔のオブジェ
あの岩にも立てるらしい 無理
ありがとうございましたm(__)m

高御位山山頂には久々に来ましたが、休憩所や新しいバイオマストイレが新設されており、登山者には非常にありがたい山頂となっていました。流石に人気があり、多くの登山者で賑わっていましたが、僕らはお参りをすませて、即下山開始です。

この時点で14時過ぎ、温泉と帰りの道中を考慮すると時間があまりありません。長尾登山口を目指して下山しますが、この下山道、かんざし岩からの登山道と同じくらい楽しかったです。

下山道はむちゃくちゃ岩盤続き。岩はグリップするので難しくはないし、景色は全面に開けており、その上ロープ場や休憩ベンチなどもあり、ほぼ楽園。愛車を駐車した場所も見えるしね。回り方自体は良かったと思います。下道を先に歩くか、後に歩くかはお好みではないかと(負け惜しみデス)。

駐車場に戻ったのが3時前なので、行程は5時間半くらいになります。その内1時間半は下道歩きなので、登山自体は4時間くらい。嫁さんGPSでは17km前後のようですが、まあまあ疲れた。これからの季節、低山は暑さ対策をもっとしないと厳しい。

では、本日の温泉 加古川温泉 みとろ荘に向かいましょう。約25分程度で到着、Googleの口コミでは色々と良し悪し書かれていましたが、土曜でも700円。今回男湯は展望風呂の方でしたが、内湯1(ここだけ地下水、他は天然温泉)、展望風呂3名用位、中くらいの露天風呂、1名用の18℃源泉風呂、半露天の大きい風呂と6名用の寝湯、サウナとかはないですが、充分良かった。嫁さんは洞窟風呂でしたが、そっちも良かったみたい。

こんな田舎の宿泊施設でこのお値段、決して新しく綺麗ではないですが、改装も度々されているようですし、昭和のノスタルジーを感じる温泉。ありがたやー! 人も少なかったですし、冷たい源泉風呂とのコラボで無限に入れる感じでした。

加古川温泉 みとろ荘