奈良県宇陀市/2022年11月19日/晴れのち曇り
技術:初級 体力:初級(5時間30分)
今回はやまなびというより、てらなびかな? というのも、今週末は天気が不安定で残念ながら日曜日は関西全域が雨予報。土曜日も予想では午後に崩れそうだったので、少しでも天候の保ちそうな奈良方面、しかも軽めの行程で探しました。このなかで、この時期「龍鎮渓谷の紅葉と渓流がとても綺麗」との話を聞きつけ、その先にある女人高野 室生寺(室生山)と共に訪れてみることにしてみたのですが、山登りというよりお寺拝観とお散歩みないな感じになってしまいました。
11/11の記録、ヤマレコNO.4903738を室生寺までトレースするコースで回りますが、まだ美しい紅葉が終わっていない事を祈りながら向かいます。しかし、お昼ご飯どこで食べましょうかね・・お寺の境内ではコンロ使えないだろうし。
そして本日の温泉は、帰り道方向にある梅の郷 月ヶ瀬温泉に久々に寄る事にしていたのですが、これもトラブルが・・・。
近鉄 室生口大野駅周辺にある観光駐車場は閉鎖されており、宇陀川沿いにある公衆トイレ前の駐車場をお借りしました。僕らで2台目であり、車で来られてここから行かれる方は少ないようです。ここから室生ダムを越えて、その先の龍鎮渓谷入り口までは舗装路歩きとなります。
かなりの車道を歩き、いよいよ龍鎮渓谷入口にたどり着きました。龍鎮の滝までは、よく整備された穏やかな溪谷脇の道を行きますが、入り口からはそこまで歩く事なく龍鎮の滝(龍鎮神社)に着きました。ここは車道から近い割にはかなり神秘的な場所でした。
滝自体は小さいですが滝壺が深く、また底まで見えるほど水が澄んでおり、神聖な場であるように感じました。ここから先は何故か?通行禁止のコーンが置いてありましたが、僕らはこの溪谷を歩きにきたので、そのまま進ませて頂きます。ここからが予想以上に林道&林道で、一応沢の脇を進むのですが、長い上に相当退屈でした。
長い林道を黙々と歩き続けると、公園みたいなとこに着いて、そこから車道に出ます。林道からの車道・・・なかなか辛いね。
車道を進むと、室生の集落に出ました。婆ちゃん家みたいな感じでどこか懐かしさがある田舎の村ですが、近くには室生山上公園芸術の森もあり、時間があれば訪れてみたかったです。まずは室生寺に向かいます。
結構大きい集落を抜けて、室生寺の門前に出ました。ここまでの道なりと違い、凄い人出で賑わっています。入山料1名600円を収めて、境内を散策します。
紅葉真っ盛りで、人出も凄かったです。奥の院まで色んな社を見学しながら登りますが、神社仏閣には詳しくありませんので、あしからず。
奥之院が室生寺の最深部になり、ここに室生山の山頂があります。登山家としては三角点まで登りたいのですが、立入禁止となっているので行けません泣 奥の院はクルりと一周できて、一応少しだけ展望があります。
今日のピークはここでしたが・・・嫁さんとやはり山頂や展望ないと微妙だなと。他に道はないので戻ります。
室生寺を出て予定ではまた林道を歩くつもりでしたが、天気も曇ってきたしコースを変えて、室尾川沿いのR28を歩く事にしました。戻りはほぼ長い散歩です。
数名の方が撮影されていたのでやっと気付きましたが、弥勒磨崖仏というようです。高さ14mとかなり高いのですが、昔どうやって彫ったのでしょうね。戻り道はあまり見所もなく笑、テクテク歩いて駐車着が14:35なので、大体5時間30分掛かりました。
さて車道歩きで疲れたので、とっとと本日の温泉 梅の郷 月ヶ瀬温泉に向かいます。車で35分走って着きましたが、なんと!臨時休業!!何故だ??汗汗・・・アスファルト歩きで膝に疲労が溜まっているし、今日は温泉入らないと気がすまない。二人で必死に探しましたが、ここから17分位走った先にやぶっちゃの湯がありました。
到着は少し遅くなりましたが、ここは無事営業されており、有り難く天然温泉で癒やされました。お風呂の種類自体は少ないのですが、泉質はこの辺り特有のヌルヌルすべすべ感があり満足。サウナも狭いのですが、窓側の特等席は外の自然が見渡せ、温泉の質が影響しているのか温度の割に相当汗が出ました。その後に源泉風呂(35℃位)にゆっくり浸かってクールダウンもでき、1時間ちょっとだけで味わいましたが、二人共時間が足りないくらいでした。でも、ああー良かった笑
次回はちゃんとした登山に行きます!