兵庫県川辺郡猪名川町/2022年8月11日/晴れ時々曇り
技術:初級 体力:初級(3時間30分)
真夏、熱中症警戒アラートも出ている祝日(山の日)。熱中症になる訳にはいかないけど、山の日だけにどこかには登りたい。候補4案を挙げて、嫁さんが選んでくれたのがヤマレコNO.4557879の一本松山+銀山坑道跡地見学。結果的にこの猛暑日のなか、涼しい行程となり大変良かった山業となりました。
さて、起点となる道の駅いながわに到着したのが9時過ぎ。お手洗いなどを済ませて、9時半に出発します。
道の駅周辺は朝とはいえ猛烈な暑さで、川遊びにきた家族連れで相当賑わっていました。ハイカーは僕らだけしかいないようですが、一本松山へ向かいます。登山道に入ると沢沿いでもある為か、5℃位気温が低く感じ、風も心地よく吹いています。
涼風が吹いていて、猛暑とは思えない気持ちの良い稜線を歩き、木々の緑と空の碧さに癒やされます。この辺りで今回も良い山業の予感を感じつつ、一本松山への分岐に到着しました。この分岐から山頂まではピストンとなりますが、ここ凄く風が通っていて、最高の休憩場所でした。夏の低山は休憩多めで、ゆっくり登るのが鉄則です。
山頂は展望もないし一応は登るだけでしたが、風もあり涼しくて苦にはならず。さて、次の銀山坑道跡に向かいますが、ここからの里山道が景観も良くて、涼しい風もあり、ぼくのなつやすみ的な非常に良い感じでした。爺ちゃん婆ちゃんの家に里帰りしたみたいに癒やされます。
ここを抜けると田舎の集落に入り、川沿いの道を下って行った先に、今日第二の目的地である青木間歩と言われる昔の銀山坑道跡に着きます。昔はここで銀がザクザク採掘されていたのでしょうね。
初めて銀山坑道跡に入りましたが、この猛暑でも19℃とクーラーよりも涼しかったですが、これを手堀りでしていたとはね。この辺りの山は全体的に岩盤でできているようです。
予想より短い坑道でしたが、想像以上に涼しい内部。ここを江戸時代に手堀りでか・・若干の閉所恐怖症の僕では無理だな。役にたたねー。
ここを過ぎて、次は金山彦神社に向かいます。銀山に金山か、なんかお金が溜まりそう。
ここからは下界のハイキングというか、お散歩みたいになるのですが、田舎だからか山沿いだからか、相当涼しかったです。例えるなら、自宅の夜の気温くらいでしょうか。
自然ではないのですが、見所も意外に沢山ありましたし、久々の夫婦水入らずのお散歩を楽しめました。
何か時空を繋ぐような妙な建造物が現れ、この宇宙船みたいな螺旋階段を登っていきます。しかも数段重なっていました。ここを抜けると、本当にいきなり高級住宅地に入ります。
一気に高級 且つ 閑静な近代的住宅街に入り込みました。街路樹は綺麗だし、風も抜けており快適。どこだここ? 取り敢えずGPSに従い、この閑静な住宅街を抜けて道の駅を目指します。
ここ、良い住宅街なんですね。静かだし、涼しい。そうこうしている内に第三の目的地ふれあい公園に着きました。大して期待していなかったのですが、ここなかなか自然感と人工感が融合しており、良いです。
気持ちのいい公園でした。ここを抜けて、また田舎道を歩いて、道の駅に戻ります。しかし、新興住宅街と田舎感のギャップが凄いなここ。東光寺や屏風岩を越えて、駐車場に戻ったのが13時。3時間30分くらいのいい散歩になりました。では、本日の天然温泉 石道に向かいます。
道の駅から15分前後で、天然温泉 石道に着きました。ここはホテルの温泉を日帰りでも開放しておられ、休日は1000円ですが、昼食セットにすると今なら1300円! 今日、嫁さんは食欲不振なので、僕だけセットにして、温泉後に天ざる蕎麦セットを頂きます。
温泉施設は相当古く、あまり拘りもないようなのですが、泉質は上々! 露天のみ天然温泉だと思いますが、金泉・ヌルヌル・開放感抜群・熱い・・・と天然感は抜群。内湯は昭和が好きなら楽しめます笑
温泉後の天ざる蕎麦セットが、またこれ旨いこと。僕は少食なので、嫁さんに少しあげても足りましたが、普通のご夫婦なら2人前頼まれても少し足りないと思います。ツルッ、サクッと無くなりました。