三重県三重郡菰野町/2022年11月3日/晴れ
技術:中級 体力:中級(6時間)
はい、今日もまた鈴鹿です笑 この時期、紅葉と言えば鈴鹿!です。色々検討したのですが、今回はピークハントではなく、僕らでも恐らく訪れた事のない大瀞(おおとろ)とお金明神を訪れてみようと思います。大瀞は大杉谷のシシ淵を連想させ、お金明神は自然岩としては鈴鹿最高傑作とも評されており、昔は「お金見ずして鈴鹿を語らず」とも言われていたそうです。
ヤマレコNO.4854394をトレースして回りますが、YAMAPのaspiさんの記事も参考にさせて頂きました。どこがそうなのか明確にはないそうですが、このコースでは「鈴鹿の上高地」とか「裏鈴鹿」とも呼ばれている場所もあるそうです。まぁそれほど美しいという事なのでしょう。
コースとしては、朝明駐車場 ➡ 根の平峠 ➡ 大瀞 ➡ お金明神 ➡ ヒロ沢(お昼ご飯) ➡ 羽鳥峰 ➡ 朝明駐車場 と最近の中では軽そうではありますが、またしても紅葉ブリブリの予感♥ 今日の起点となる朝明駐車場(有料)はかなり広いので、この時期でも満車まではないと信じて向かいます。
9時前には朝明駐車場に着いたのですが、完全に満車! 少し下にある三休の湯 第二パーキングが有料500円で開放されており、そちらに停めれました。ここも既に8割は埋まっており、紅葉シーズンとGO TO?で凄い賑わいとなっていました。9時丁度より登山開始です。






今日はピークハントしないので、全体的に綺麗な河や沢の脇道が多く、また紅葉が素晴らしい歩きやすい道が続きます。先週の鈴鹿より、今日の方が最盛期かもしれません。

登山道に入り、根の平峠まで河や沢の脇を登って行くのですが、正にピークを迎えた木々の紅葉が圧倒的スケールで次々に現れます。根の平峠までは他の登山者も多く、10人以上のシニア軍団もおられ、鈴鹿人気が爆発していました。峠を越えると途端に人気は少なくなり、静かな山歩きとなります。
ほんと美しい森。今回の日記は紅葉がメインなので、同じような写真が続きますが、秋登山の醍醐味なので、ご容赦くださいm(__)m
紅葉の森と数々の沢を超えていくと、広場にでました。ここが愛知川との出会いになります。ここからこの川を越えますが、そこそこの幅がるので、どこで渡渉するか迷いましたが、結局最大ジャンプして越えました。
僕らのはGORE-TEXのミドルカット登山靴なので、少々の水は入りません。この機能に任せて強引に突破~笑 より安全に行くなら脱いでも渡れますけどね。ここからは愛知川の脇道を大瀞目指して進みます。
さすが鈴鹿の上高地と呼ばれるだけあり、美しい森に拡がる紅葉、白い石の溪谷、澄んだ清らかな川と、綺麗な空気。大満足です! が、飽きてきた・・・その頃に第一ポイントの大瀞に到着しました。

大瀞 神秘的な瀞に掛かる朽ちた人工の橋。確かにノスタルジーを感じますが、もっと凄いのを見過ぎてるので、正直まあまあかな笑 ただ、結構単調な道のりだったので、リフレッシュできました。
この先も基本的には、愛知川沿いの脇道を進んでいき、途中にあるお金明神まではピストンで行って戻ります。さてもうひと頑張りしましょう!
今日はあまりキツい登りがなかったのですが、お金明神さんへの登りが一番だったかな? といってもそんなに激坂でもありません。上り詰めると大きな岩が出現し、その正面に立つとお金明神さんが現れます。ただ、この時点で12:00なので、写真がモロ逆光でした泣
天然岩では鈴鹿最高とも評されるお金明神。確かに厳ついお顔に見えるが、何故?お金なんだ? まぁこれでやまなびとしても鈴鹿の案内も許されるだろう。
ここからは一旦、お金谷出会まで戻り、また愛知川沿いを歩いてヒロ沢辺りでお昼ご飯にしましょうか。ここまで軽い割には3時間も掛かってました。
ヒロ沢に着いたのですが、ここで僕としたことが凡ミスをしまして・・・最初に岩渡りを試していたら、これが物凄い滑りまして、山登り人生初めてのドボンをやっちまいました笑 左足の膝まで沢に浸かり、スパッツどころかGORE-TEXの登山靴内部までビチョビチョになりました笑
嫁さんが笑う笑う・・・2つ目の岩が乾いて見えたのに、体重を掛けたらグリップ0で何の抵抗もできずそのまま川底にまで足が着いたんだよ・・。その後、嫁さんは丁寧に渡り、僕はご飯中にできるだけ靴を乾かすという情けない事に・・。靴下とかの替えはあるので、まぁ大丈夫なのですが恥ずかしかったです笑

気温が18℃前後、殆ど風もなく心地よい晴天下で食べる山ご飯・・旨いです!! ここヒロ沢は川も美しいですが、この時期周りが全部紅葉しており、ランチ場所としては控えめに言って、最高級だわ。
ご飯食べて靴下履き替えたら、羽鳥峰に向かいましょうか。真冬じゃなくてほんと良かった。
上高地に匹敵するような美しい登山道を羽鳥峰方面に進むと、羽鳥峰直前に羽鳥峰湿原が現れました。こんな所に僕らの大好きな湿原があるとは知らず、これもかなり嬉しかったです。
本日最後のポイント、羽鳥峰。ここは今年も1度来ているので通過点ですが、そこそこメジャー所なので人出がありました。地上絵が有名ですが、今日はネコとスライムかな?


ここからはもう下山しますけど、レコ通りの歩いたことのない林道で下ることにします。このコースも始めて通りますが、林道にしては非常に気持ちの良い道中でしたので、結構オススメです。
駐車場着が14:55なので、ほぼ6時間掛かりました。ルートはわりと平坦なので結構歩いたと思うのですが、万歩計アプリでは18km前後となります。今回もヤマレコの記録と大きく違うような・・・。
このコース、そこまでの難所もなく(ドボンしましたが笑)、高低差もあまりないので、少し長めのハイキングにオススメです。鈴鹿の上高地と呼ばれる美しい自然を満喫できますし、お金明神さんにお参りして、金運もアップできるかもというオマケ付きですしね。
下山後は、湯の山温泉 グリーンホテルへ向かいます。ホテル自体はGO TOでなのか、これまで見たこともない位、宿泊客でごった返していましたが、温泉施設はかなり広くゆったりしているので、適度な人数で余裕がありました。
ここ観光地としては祝日でも800円と良心的で、源泉掛け流しの温泉。湯船の数は多くありませんが、内湯が3号温泉源泉風呂小(熱い)と大きめの4号温泉風呂、露天が3号温泉の八角形屋根付き風呂と4号温泉の大きい岩風呂、あと飲泉もあります。少し異なる2種類の源泉と贅沢であり、どちらもヌルヌルで少し色と匂いも有りました。ただサウナとか水風呂はないので長湯は厳しいですが、1時間程度で入るにはかなり満足度の高い温泉です。入浴後はぽかぽかが続き、帰りの車中が少し暑かった。