滋賀県大津市/2023年5月3日/晴れ
技術:中級 体力:中級(6時間)
先日に引き続き滋賀です。今日は比良山系最高峰である武奈ヶ岳にイン谷口から登る、ややロングコースを選択しました。武奈ヶ岳はこれまで何回も来ていますが、イン谷口から武奈に登った事はないと思います。参考にしたのはヤマレコNO.5405040。周回コースですが比良山系は僕らも詳しいので、ルートの参考にしながら実際に歩くのはより面白い道を選択しながら回ります。
下山後は、イン谷口といえば比良とぴあ。ド定番ではありますが、近くでサッと入れるのはここしかないんだよね。知り尽くしているので、先日のてんくうのような新発見は期待できませんが、まぁいいでしょう。
今日も念入りにヒル下がりのジョニーを登山靴にぬりぬりして、登り始めると直ぐカマブロ洞(カマブロの滝)が登山道の脇のあります。レコに載ってたのこれだね、今まで何度も見てますが名前は知らんかった。昔はロープウェイが通っていたようで、廃墟となった駅舎などが残されています。この先、水の綺麗な沢沿いを登っていきます。
何と表現したらいいのですかね・・この時期の比良は新緑が生き生きとしており、豊かな水源も相まって、素晴らしく綺麗です。天気も晴天なのがより拍車を掛けているのですけど、まぁ清々しい。
そうこうしているうちに、神璽の滝(じんじのたき)に着きました。この滝ね! 何回も来たことありますが、ブログしてない時なので、名前と一致しないです。雪解け?で水量が多く、迫力がある美しい滝でした。
水が綺麗で水量も多いので、今日は特に迫力ありました。さて登山道まで戻り、沢沿いの美しい道をゆっくり登って行きます。今日は天気も気温も風も丁度良くて、絶好の登山日和でした。
久々に登るこの登山道も、変化に富んでおり飽きさせない😁 また季節もよく、様々な花なども咲いており、所々で最後のシャクナゲや、イワカガミの群生地も見れたりしました。
これまであまり意識していませんでしたが、このルート最後の蟻地獄手前にイワカガミの一大群生地がありました。これだけ群生しているとなかなか凄いです。そして難関の蟻地獄も、かなり歩かれているためか、以前より全然登りやすい道ができていました。昔は結構苦労した記憶があるのですが、今日は余裕です。
奇岩・ザレ場・芝・苔が色彩を織りなす、相当美しいお気に入りの場所です。登りきるとメインの稜線道と合流するので、沢山の登山者が行き交っていました。さすがはベストシーズンのGW。
時刻は10:15、登り始めて約2時間経過。この北比良峠で全行程の1/4なので、今日はなかなか歩きごたえがあります。さて、次は八雲ヶ原へと向かいます。
武奈ヶ岳はほんと水が豊かです。標高は900m位なんですが、湿原が広がり沢山の池があります。そしてこの池は、アカハライモリ達の楽園になっています。可愛いけどこの子らは有毒なので、食べ物さえあれば無敵なのでしょう。さて、イブルギノコバを経由して、山頂へと向かいます。
僕らのルートは比較的空いてましたが、コヤマノ分岐からは一気に登山者が増えました。分岐から山頂までは本日唯一のピストンとなります。人も多いし、ゆっくりと山頂へと向かいます。
武奈ヶ岳といえば、八ツ淵の滝コースが断トツだと思ってましたが、難易度は高くないけど今回のも美しくて面白いルートでした。そして、山頂はさすがに沢山の登山者で賑わっており、時刻は11:30なので登山開始から約3時間、少し早いけどお腹がグーグー鳴くので、お昼ご飯にします。
下山ルートはまず武奈ヶ岳の由来となった、美しいブナ森の中を歩いていきます。辺り一面が爽やかなイオンが溢れる気持ちのいいところで、武奈はほんと変化に富んだ良い山です。
一部杉林もありますが、水の綺麗な沢があったりするので全く苦になりません。最後は金糞峠を経由して、レコとは違う青ガレと隠れ滝を経由して下山します。
約17km・高低差1300mなので、下りの段差は少しヒザにキマしたが、青ガレを越えると歩きやすい登山道になり、また新緑が美しくて回復しながら下山できます。途中、久々に隠れ滝にも寄りました。
駐車場着14:13、大体6時間行程となりました。久々の武奈ヶ岳、このルートもほんと美しくて変化が沢山あり、楽しかったです。
では、イン谷口から2分で行ける比良とぴあへ。ここは何度も来ているこじんまりした温泉ですが、今日は混み具合が半端なかった。登山者・ジモティ・サッカー中学生達とか凄くて、内湯も露天も温いミストサウナも洗い場もパンパン。このあたりの気軽な温泉はここしかないので、大盛況!
90分で入ったのですが、女湯は比較的空いてたみたいだけど、男湯は過去経験がないくらい混んでました。まぁでも、これもGWの醍醐味感があってそれなりに楽しめたかな笑