大阪府阪南市/2023年5月4日/晴れ
技術:初級 体力:中級(5時間30分)
GWも佳境?となり、昨日の武奈ヶ岳に続き、本日は大阪と和歌山の境にある低山連峰 紀泉アルプスです。少し遠い上にここはあまり変化に乏しいのですが、これで関西アルプスのすゝめにまた1つ加える事ができます笑
今回はヤマレコNO.5321331を参考にした約16kmのコースを選択。以前1度歩いたコースとは少し違うルートのようでポイントとしては、山中渓駅 ➡ 第1パノラマ ➡ 四ノ谷山 ➡ 雲山峰 ➡ 地蔵山 ➡ 懴法ヶ嶽 東峰 ➡ 懴法ヶ嶽 西峰 ➡ 大福山(お昼) ➡ 六十谷駅 ➡ 山中渓駅というコースで縦走します。
下山後の温泉も、流石に和歌山との県境あたりになるとほぼ未開拓で、色々迷いましたが平野台の湯 安庵に寄る事にしました。値段の割には評価がなかなか良いので、今から楽しみです。
山中渓駅(やまなかだにえき)近くの駐車場から住宅街を抜けたら、登山口があります。登山口から第1マパノラマまでは、草木ほうぼうの狭い登山道(大雀蜂にも遭遇😑)ですが、第1パノラマから先は歩きやすい稜線道となります。
この紀泉アルプスは、正直にいうとあまりアルプス感はないです。殆どが歩きやすい稜線になり、景色は所々しか開けておらず、カブトとかクワを採りに行く時の裏山道みたいな感じ。この縦走感がアルプス的なのかもしれませんが、僕にはどうも子供の時の記憶が勝ります。まぁ歩くの気持ちいいけどね。
基本的に各ポイント以外はこんな森の道が続きます。気持ちいい稜線なんですが、撮れ高としてはどれも一緒に見えるのでイマイチかなぁ。ただ、気温は20度程度で日陰が多く、時々サラッとした微風も吹き、汗はかくけど凄く良いトレッキング日和です。
雲山峰に到着、紀泉アルプスの最高地点です。展望はありませんが、広い公園のようになっており日当たりがよく、ペンチなどもあります。
この場所が本日一番の景観かな。昔来た時はこのまま真っ直ぐ進み、六角堂のある広い広場で、紀の川を眺めながらどん兵衛を食べたのですが、今日は別のコースに進みます。
そして首輪はしてるけど、野良犬か放し飼いか微妙なワンコが現れ、20m先くらいをずーと先導しながら歩いていきます。かなり先まで付いてきましたが、登山者からご飯貰ってるんですかね?
行動計画を立てた嫁さんは、お昼ご飯場所を西峰と大福山で迷ったそうです。確かに立派なベンチもあるし、なかなかの景観もあるので、ここでもいいね。ただ、今日も行程がそこそこ長いので、最後のピークである大福山で休憩する事にしました。
今日の山では、大福山が一番賑わっていました。といいますか、他の山頂は誰もおられず、GWなのに静かな山歩きができました。友達のグループLINEでは、街中はどこも凄く混んでるとの事でしたので、お山に感謝感謝です。
時刻は11:45なので登山開始から3時間30分程度ですね。空気はカラッとしていて適度に風もあり、和歌山の漁港を見下ろしながら食べる、味噌ラーメンとオニギリは格別に旨し! やっぱ、この時期はシーフードより味噌かカレーですわ。
最後は市街地に出ました。あとは六十谷駅(むそたえき)まで街中を歩いていくだけですが、駅まで色んな花々が咲いており、これも結構楽しめました。
電車移動を含めて約5時間30分のコースでした。昨日と2日連続で16km前後歩いたので、足に疲労感があります。
では早速、車で10分程度の場所にある平野台の湯へ。ここはゴルフの打ちっぱなし場にある温泉なので、あまり期待していなっかったのですが、予想を大きく上回りました。GW真っ最中の今日でも650円と格安でしたが、内湯はバイアブラ・白湯・電気1・アクションバス5・立湯3・広いタワーサウナ・広い水風呂・そしてチムジルバンとオンドル。露天は温泉の岩風呂(深い・浅い)・壺湯3・腰掛け湯5・元檜の湯だった四角い風呂笑。
このチムジルバンが凄いのです。裸で入れる岩盤浴みたいな感じで、天井の低いドームの中に麻の絨毯が敷いてあり、そこに寝れます。サウナと違い頭が全然熱くならず、でも身体中から汗が吹き出て、その後即水風呂に入れます。こんなのがお風呂にある施設は初めてですね。
男女入れ替え制なので、嫁さんの方はチムジルバンの代わりに熱い高温塩サウナだったようですが、それも僕には好みだと思います。そしてこのチムジルバンは多分嫁さん大大好きなので、できれば体験してもらいたかったです。
天然温泉は露天の岩風呂のみであり、また殆ど温泉感はないので少しマイナスですが、このお値段でこの内容はかなり高コスパだと思います。機会があれば、男女逆の日にまた来ます!