大野山・猪名川天文台・岩めぐり (伏尾温泉 不死王閣)

兵庫

兵庫県川辺郡猪名川町/2023年7月22日/晴れ
技術:初級 体力:初級(3時間30分)

今週は梅雨明け宣言もあり、もう夏真っ盛り。登山コース選びに失敗すると熱中症の危険性が高い時期に突入しています。今回も色々と探してみましたが、5時間迄が活動限界だと予測し、またエスケープできるポイントがあるほうがより安全ですね。

猪名川天文台
これが大野山の山頂にあるようで、ここなら自販機やお手洗いもあると思います。そしてここにはもう一つの見所「岩めぐり」もあるみたいなので、今回は猪名川町にある大野山にしました。ヤマレコNO.5392623 今回はこれをトレースして周回してみます。

更に登山後の温泉は、この辺りではほぼ行き尽くしているので、今回は奮発して1名1800円するという伏尾温泉 不死王閣へ入湯してみたいと思います。ここは僕らも流石に来た事がなく、値段から否が応でも期待値は高まります。さてさて、どうなんでしょうね!

8:31着 渓谷の森公園
1日500円・トイレ有
キャンプサイトを抜けて行きます
名前わからん
よく整備されてます
ここから登山道へ

渓谷の森公園駐車場は、約50台ほどは停めれそうな整備された公園です。駐車料金も500円と良心的で、しかも本日はここでも気温が30℃に達しておらず、やや涼しい。僕ら以外には2台しか停められていなかったので、皆んな登るとしても車でかもしれませんね。

杉林から
段々と急になる
自然林へ
お助けロープ多数
稜線に出た
楽になった

今回驚いたのが、ここは凄く涼しかったことです。下界は最高気温35℃と猛暑でしたが、山中は約26℃とクーラーの効いた室内並みの涼しさ! それでも登りはやや急坂なので汗はバッチリかきますが、そよ風もあり虫さえいなければ快適。でも虫はいます。

ほぼ平坦な稜線
ここは風もあり涼しい
もう着いた
山頂駐車場
あれが猪名川天文台
まず大野山へ

9:30 大野山(おおやさん)の山頂着。渓谷の森公園から1時間半も掛からずに到着しました。山頂一帯には天文台、キャンプスペース、綺麗なお手洗い、自販機、駐車場と一通り揃っており、そこそこの人出。まずは大野山山頂からの景色を楽しみます。

365℃の展望
753m(七五三だ)
影がないので暑い!

快晴!で見晴らしも良く、気持ちの良い山頂です。しかし、木陰などないので直射日光下は暑い! 森の中の涼しさとは対照的でした。天文台を経由して岩めぐりに向かいます。

天文台へ
絵になるな
紫陽花の時期は過ぎてる
猪名川天文台
遠く氷ノ山まで見えるらしい
レコにあったオブジェ
恋人の聖地(指輪みたい)
ここから周回します
この周回が結構長かった

天文台は閉まってました。ここから岩めぐりコースに入れるのですが、予想より結構行程が長く、そこまでの巨岩はないという笑 でも太鼓岩だけはなかなかでした。

花立岩
うるし岩
大夫婦岩
カメレオン岩
太鼓岩と勘違いした岩
神楽座
鯉の滝登り岩
獅子の昼寝岩
おっ! デカいのきた
太鼓岩
景色もいい

岩めぐり最大の見せ場はこの太鼓岩かな。景色と日陰、風もあるので、ここでお昼休憩したかったのですが流石に邪魔になるので、天文台まで戻ります。

さて戻ろう
おにぎり岩
ふくろう岩
林道と車道を行き来する
周回ポイント
ここからピストン

戻る林道で狸かハクビシンと遭遇。丸々と太っていてヨタヨタしながら土管の中に逃げて行きました。あと1mくらいのカラスヘビも見かけました。周回ポイントまで戻り、少し早いけど天文台でお昼休憩にします。

ここで休憩
本日のメニュー
大野山山頂が丸見え
下山開始
予想外に多かったみたい
整備されてる

時刻はまだ11:22なので、予定よりかなり早い時間に下山開始です。まぁ早めに山業を終えて、温泉でゆっくりするのもいいでしょう。

水も綺麗
キャンプ場着
12:06着

予想より早め約3時間半の山業となり、午前中で完了となりました。

では、車で帰り道方向に50分走って不死王閣へ。ここは大阪府池田市にある老舗旅館の大浴場を1名1800円で開放していて・・・大体このパターンは期待外れが多いですが、さて。

13時頃着き2時間の予定で入ります。バスタオルとフェイスタオルが付いており、入浴中は2名から最大5名という贅沢な空間でした。内湯はほぼ窓が全開されており、開放的なかなり大きい天然温泉掛け流しの大浴槽、7名程度のサウナ、3名程度の水風呂。露天が中くらいの岩風呂、3名用寝湯だけですが、岩風呂の奥には蓮池があり金魚が沢山泳いでいました。露天に池が配置されているのはそうそう無いです。

源泉掛け流しの内湯は無色無臭ですがヌルヌル感はあり、露天の景色も歴史を刻んだ庭園と、間近に見える山々がかなりよく、充分に情緒を堪能できました。1800円はコスパとして低いと思いますが、その為か客も少ないので何にも気にせずゆっくりできました。ぷち贅沢な天然温泉としては、結構アリだと思います。

不死王閣
老舗感がある
衣懸けの湯と言うらしい
いいね
大浴場の完成は大阪万博の年
目の前は綺麗な川

伏尾温泉 不死王閣