三重県四日市市/2023年11月3日/快晴
技術:S級(撤退) 体力:上級(7時間30分)
鈴鹿セブンマウンテンの一角にして最もアルペン的な容姿を誇る鎌ヶ岳。そのアプローチに隣の水沢岳から登るルートにS級難度の東尾根ルートを見つけました。
ヤマレコNO.5713899 鎌にこんないいルートがあるとは登山歴10年になっても知りませんでしたので、これをアタックしてみましたが結果・・・撤退するという情けない事になりました・・・m(__)m
そのため一旦一番下の分岐まで戻り、水沢峠登山口 ➡ 水沢峠 ➡水沢岳 ➡ 水沢峠 ➡ 宮指路岳分岐 ➡ イワクラ谷分岐 ➡ 奥ノ沢登山口 ➡ 水沢峠登山口を周るルートで周回してきました。この東尾根ルート撤退に3時間も掛かり、その後に周回したので計7時間半掛かるというなかなかの山業となりました。
今日の天気は快晴で快適な気候。ここまでは気持ちのいい山業だったのですが、東尾根ルートへ入るとバリルートの急坂になり、かなり苦労しながら登る事になります。
東尾根ルート・・分岐からバリエーションルートらしい急坂をガシガシよじ登り、その最後に岩場のクライミングが始まります。この初っ端で80℃位のロープ場があり、ヤマレコではこの先に更に厳しい場所があるとかにて、想像以上の難易度😢
この最初の岩場を越えるともう後戻りは不可能そうであり、躊躇せざるを得ない感じ。そして本日この東尾根ルート上には誰一人おらず、この先の様子が全く不明・・・。非常に悩みましたが、もうそんなチャレンジャーな年齢でもないので、残念ながらここは撤退する事にしました。
登りより下る方が辛かったですが、ここから一旦一番下の分岐点まで戻るだけで3時間が経過・・・でもこのまま帰る訳にもいかず、最低でも1座は登りたいので、再度水沢峠登山道から登ります。
気分と体力的には2座目となるのですが、一般的な水沢峠登山道から再度登り直します。時刻は既に11:45、本来なら山頂に着いている時間だけど、今から頑張ります😁
急坂の東尾根の後なので、いとも簡単に峠まで登ってきて12:17 45分程度で登り返した事になります。ここも昔登っているとは思いますが、変化もあるし歩きやすくていいルートでした。少し休憩してから水沢岳に向かいます。
13時前山頂着。4時間ほど掛かりましたが、東尾根ルート撤退で3時間・登り返しで1時間になります。相当腹が空いたので、お昼休憩にしましょう。
本当は鎌ヶ岳まで行って周回する予定だったのですが、撤退によりこの水沢岳から一旦水沢峠まで戻り、イワクラ谷から下山する事にしました。
このルートは入道ヶ岳から鎌ヶ岳へ縦走した際に、反対周りに歩きましたが、鈴鹿らしくていいルートです。イワクラ谷分岐からは、初となるイワクラ谷へと下りてみます。
イワクラ谷はあまり歩かれた形跡はないですが、マーカーがガッツリとあるので迷うこと無く下山できました。なかなか美しい谷で自然を楽しめたので、良かったです。
駐車場着15:30。久々の少し悔いが残る撤退を含めて、7時間30分掛かりました・・・。時間も結構遅くなりましたが、足パンパンなので、同じ四日市市にあるゆうゆう会館へ行き、足を癒やします。
ここは初めてきましたが、昭和感漂うスーパー銭湯で内湯:薬湯・主浴槽・バブルバス・強炭酸泉・広い遠赤サウナ・水風呂。露天:巨大な岩風呂・温い滝湯・威力のない打たせ湯。恐らくメインであろう露天エリアの岩風呂は熱湯なので長湯できず人気なし、内湯の薬湯と強炭酸泉が人多し。
最新鋭の水春 松井山手等をも超える料金にしては、コスパが低く特にこれといった良さは見当たりませんでした。費用対効果としては微妙です🤔