裏六甲 (太閤の湯)

兵庫

兵庫県神戸市/2022年2月23日/曇り
技術:初級 体力:中級(4時間30分)

今週金曜までは寒くて、週末より暖かくなるそうです。では、今期最後になるであろう氷爆と、温かい温泉を組み合わせた祝日登山にしたい!と・・・有馬御苑! 僕たちの大好きな有馬の金泉と銀泉が同時に味わえる希少な温泉を発見。今回はこれだな(登山が後付になっていますがね)。

これに組み合わせるのは、久々の裏六甲からの六甲最高峰への周回ルート。ヤマレコNo.3984414を参考に、バリエーションを加えてみることにしました。いつもの六甲有馬ロープウェイの駐車場が工事中で、その下の有馬里駐車場に停めてスタートです。

ロープウェイの有馬温泉駅脇の道が通行止めで、鳥地獄登山口から炭谷道分岐まではピストンするしかない。まぁ歩きやすいルートだし、まぁいいか。

600円安い
鳥地獄登山口
巻道だけど歩きやすい
やはり気持ちいい山道
残雪もそこそこあり
とっとと歩ける

炭屋道分岐から周回コースで半時計回りに登りますが、ここから紅葉谷を経て、白石谷分岐まで気持ちのいいコースが続きます。今回の主目的である「七曲滝」の氷爆がまだあるのか不安でしたが、かなりの人出もあるので大丈夫そうです。

この辺りから軽アイゼンを装備しましたが、他の方々を見るとチェーンアイゼンを装備されているのが8割と、僕たちもチェーンアイゼン購入しようかと話しながら「七曲滝」に到着しました。

見えにくいですが、新規砂防ダム建築
砂防ダムの上へ
ここ連続激階段がキツい
有馬温泉癒しの森
有馬温泉癒しの森
紅葉谷 ここ癒される
そろそろアイゼン必要

「七曲滝」
さて、本日のメインイベントである七曲滝の氷爆。この滝は冬場以外に来た事はありましたが、僕らでもこんな氷瀑は初めてです。見れるのは今期最後だと思うので、少し多めに上げますね。

入り口
おお! 凄い
カッチコッチ

自然の氷爆は荘厳で綺麗ですね。
さて、六甲最高峰を目指しましょう。ここからは極楽茶屋跡へルート変更し、到着後に2.2kmほど稜線を歩きました。この辺りで、嫁さんとの心配事は、有馬御苑の日帰り温泉の受付が14時までなので、間に合うかでして、昼食からの下山ではギリギリっぽい。

最高峰へ急ぎます! 稜線は表六甲ドライブウェイが走っており車道もあるので、興ざめ感はあるのですが仕方ないですね。最高峰への到着が12時30分前後でしたが、風も弱くここで昼食とします。


滝から上はなかなかの雪道
稜線に出た
極楽茶屋跡
この先が極楽茶屋跡
稜線歩き
六甲最高峰
有名な六甲最高峰931m
熱い汁物はマスト

さて、下山はダッシュ。有馬御苑の温泉に入りたい一心で、1時間も掛からずに登山口に到着したのですが、ここで想定外の展開が! 登山口で「有馬温泉 太閤の湯」のスタッフさんが、割引券(60分1000円、90分1200円)を配っておられ、昔から気になっていた「太閤の湯」に夫婦共々、心が揺らぐ。
車に戻り山装備を換装しながら、今回は折角なので「太閤の湯」へ行く事にしました。

太閤の湯

前々から聞いていて期待度極めて大の「太閤の湯」。土日祝は通常2935円もするスーパー高い温泉。
結果・・・期待ハズレでした・・・。狭い(内湯が金泉・銀泉・水風呂)と何か入りづらいサウナと、特に気にいらないのが2名限定で5分しか入れないスチームサウナ(2名だけかよ? 5分では汗もかかんわ!)・・・。そして露天までは階段を何段も登らないと辿り着かず(御老体には厳しいだろうし、寒い!)、辿りついても、そこそこの数の小さい風呂はあるのだけど、人が多すぎて入るところがない。景観も全く無いし。
割引価格1200円でもコスパは決して良くない上、90分過ぎると追加800円掛かるので、ゆっくりもできない。
金泉だけはいいと思いますが、金の湯のような侘び寂び感も感じれず。ただただ人が多いだけです。

太閤の湯