三重県四日市市/2022年10月29日/晴れ
技術:中級 体力:中級・健脚向け(6時間)
今回もまた鈴鹿です笑 うちから日帰りで行ける範囲では、やはり鈴鹿山系が一番好きなんですよね。今日はヤマレコNO.4834629を参考に、共に鈴鹿セブンマウンテンに数えられる入道ヶ岳906mと鎌ヶ岳1161mを周回します。天気もいいし、絶好の紅葉登山になりそうな予感。
周回コースの起点となる宮妻峡駐車場(無料)に着いたのが8時30分過ぎ、9割位埋まっていましたが、かなり広いので、工夫次第ではまだまだ停めれそうです。まずは入道ヶ岳を目指して登山を開始します。
鈴鹿は木々や地面の雰囲気も良いですが、沢の水が綺麗なので気持ちがいいです。ここから入道ヶ岳山頂まではひたすら登りになるのですが、まだ序盤でもあり途中からは視界もズバッと開けるので全く苦もなく、最高の紅葉登山を開始できました。
登山道中腹より所々で視界が開け、四日市の街並みや伊勢湾、鈴鹿の山々に加え、目指す鎌ヶ岳やその奥にある御在所岳までが見渡せ、気持ちの良い登りとなります。また入道ヶ岳は山頂周辺が馬酔木の群生地となっており、数々の馬酔木トンネルを抜けていきます。

ここから鎌ヶ岳までの稜線が見渡せて、左側の山々を通って行きますが、相当距離があるような・・。レコでは10km程度だったのですが、最近のヤマレコの距離感変ですからねぇ。12時までに着くのかな?








入道ヶ岳の山頂稜線は、高い樹木がなく馬酔木の森が広がっており、360℃の眺望が素晴らしい! 絶景! 今日は天気も快晴だし、気温も暑くもなく寒くもなく、風も適度にあり、最高の紅葉登山日和です。


山頂は景色抜群で気温も過ごしやすく、沢山の登山者が寛がれていました。僕らも楽しみたいのですが、今日はまだまだ序盤です。これから鎌ヶ岳までの稜線を超えていかねばならず、撮影したら即出発。椿大神社奥院に参拝し、更に奥にある「奥の院いわくら」へと向かいます。

紅葉の奥の院いわくら(仏岩)は荘厳な雰囲気を纏っていました。しかし、行程の半分にあたる水沢峠まで、まだ着かないとは・・・ここの尾根歩きが長かったですが、紅葉も相当な美しさでした。

美しい紅葉の尾根道を抜けると、やっとこさ水沢峠に到着。コース半分のここで11:25なので既に3時間弱、なかなか手強い。ここから、水沢岳・キノコ岩・衝立岩と見どころが続きます。

遠くからも目立っていた衝立岩に到着。僕らも初めてだったのですが、なかなかの名勝だと思います。もちろん景色も抜群ですし。

面白い衝立岩を越えると、鎌ヶ岳の尖った岩々の山容が直ぐそこに迫ります。しかしこの時点で12:30を超えており、もう結構足にキていますが、ここから山頂までは容赦なく岩場が続きます。乳酸が足に溜まった感じがする・・。
鎌ヶ岳、鈴鹿山系では御在所岳の次に登っているかな。いつもは、鎌ヶ岳からの御在所岳ルートで周回し、御在所カレーうどんで〆るのが定番だけど、入道ヶ岳からの方が登りごたえがあった。もっと早朝から登れば、入道ヶ岳➡鎌ヶ岳➡御在所岳も行けるかもしれねぇな。さて、山頂へ行くか。

山頂着が13時過ぎ、ここまで4時間半弱掛かりました。今日はまぁまぁ疲れた・・・ご飯にします! 因みにここも多くの登山者で賑わっていました。鈴鹿はベストシーズンだからね。

今日はかなり歩きました。足に疲労がたまり、お腹空いてる感覚がなかったのですが、食べ始めると美味いのなんの! 腹減ってたんだ! 紅葉してる岩山が大蛇グラばりに綺麗! 絶景を眺めながらのご飯うまうま笑
ふぅ・・食べたら、下山しますか。
下山は最初だけ岩場や急坂ですが、その後はよく整備された道になり、逆にあまり特徴もない下りやすい登山道となります。登りで足にキていたので助かりますけど、このルートで登ると面白くないと思います。
今日はなかなかハードでした。さて、登山後は都会の秘湯と言っても過言ではない、小山田温泉に向かいます。この温泉、大きな病院の隣にあるコミュニティホール ぴあ小山田の中にある知る人ぞ知る温泉です。だがしかーし!! コロナ禍で多分相当前から休館されていたようで、施設に人気さえ無かったです・・・泣 天然温泉 BEST5 in 近畿にラインインできるかもとまで期待していたのに。。
ということで、嫁さんが至急近場で探してくれた天然温泉ジャブへ。土曜でも650円と良心的で、地元の方に愛されている温泉のようです。少しだけ色有?・硫黄臭有・少しヌルヌル有の良い泉質で、内湯・露天ともに数は少ないですが、この時期露天は外気が寒く、丁度よい温い温度で長湯ができる、なかなかの温泉でした。