兵庫県三田市/2023年6月4日/晴れ
技術:初級 体力:初級(4時間30分)
台風一過で気持ちのいい晴天の週末。今回もまだ登山靴を履けない嫁さんのリハビリを兼ねて、ごく軽いハイキングコースを回ります。ヤマレコNO.5350690を参考に、城ケ岡 ➡ 金比羅山 ➡ 加茂山 ➡ 有馬富士(お昼休憩)と周回して、下山後は近所にある花山乃湯に初訪問してみようと思います。
難易度的には初級ですが一応4座を回れ、山頂の景観を含めてなかなか楽しそうな予感がします。
有馬富士公園に着いたのが8:30過ぎ、周回開始が45分~といったところですが、この時間でもご家族連れやランニングの方で既に賑わっていました。駐車場もかなり広いのですが、帰る頃には満車になっていたので、人気が高い公園なのだと思います。
昔一度来た事がありますが、かなり広いです。僕らのようなハイカー・ランナー・昆虫採集・散歩など、色んな方で賑わっていました。福島大池を超えた辺りに登山口があり、そこから森へ入ります。
一気に公園と全然違う雰囲気になり、本格的な森林歩きと湿原に入り込みます。嫁さんはまだ片足がサンダル履きなので、泥濘や渡渉がギリギリです。ゴアテックスの登山靴ってほんま便利なんですね。
しかし、あの整備された公園から一足入るとこの自然感。湿地帯なので歩き難いですが、美しい森が拡がっていました。城ケ岡と金比羅山までは、どちらもピストン行程となり、先程苦労して超えた川まで戻る事になります。
城ケ岡は僕らも初めて登りましたが、予想以上に急登りのロープ場があり、サンダルの嫁さんは苦戦していました。その上には巨岩があり、素晴らしい景観が広がっていました。本日の周回コースは、有馬富士以外では誰とも会わず、静かな山歩きができました。
城ケ岡に続き、2座目の加茂金比羅山(三田金比羅山)も、かなり景観の良い山頂でした。整備はされていますが、人もいないし結構穴場的スポットだと思います。
ここからは渡渉した大きい川の分岐まで戻り、次の加茂山へと向かいます。
加茂山までは小さいアップダウンを繰り返していきますが、僕はこの加茂山への登りあたりで、最近の運動不足がたたりペースダウン。嫁さんは足を怪我していても、体力は溢れているので、ゆっくり休まず登り続けています。空気がカラッと爽やかで、25℃前後とそこまで暑くないのが助かります。
有馬富士の周回コースに合流すると、これまでの山道とは比べ物にならないほど整備されており、城ケ岡・金比羅山・加茂山のバリルートとは全然趣が異なりますが、大自然感はないかな。さて、最後の1座であり、本日のメインである有馬富士へ向かいます。
ノロノロ登りましたが、完全に運動不足です。そんなに標高を上げる訳ではないのですが、今日一キツかった。
最後の有馬富士も南側に180℃の景色が拡がり、沢山の人で賑わっていました。時刻は12時過ぎなので、約3時間強歩いてきた感じで、もう相当お腹空いたのでご飯にします。
スープとおにぎり、ゆで卵だけなんですが、ヤマメシは最高に旨いお昼ごはんなんですよね。食事休憩後は、レコとは違いわんぱく峠を通って公園へ下ります。
公園の端っこに戻ってきました。この有馬富士だけであれば、ごく軽いので小さいお子様と一緒でも登れますね。ここから駐車場まで戻る道も、色々と整備されており、沢山の方が寛がれていました。
駐車場着13:15 大体4時間30分の行程、その割に運動不足で結構足にキてました笑 しかし、予想を超えるバリエーション豊かで楽しいコースであり、展望の良い山頂も沢山あって満足できました。下山後は、ほんと近所にある花山乃湯に移動します。ゴルフの打ちっぱなし場に併設されている温泉で、HPからは恐らくこぢんまりとした施設です。
予想ではそこまで長湯は厳しいと思っていたのですが、嫁さんが少しゆっくりしたいとの意向で、2時間で入りました。内湯:主浴槽(ジェット3・深湯あり)、適3名・ギュウギュウ5名の狭いサウナ、1名用水風呂。露天:大きめの岩風呂(電気付き)、打たせ湯2つのみです。
循環はしていますが加水なし、色や匂いはないけど、翌日も肌がスベスベしており温泉感は結構あると思います。残念ながら露天からも有馬富士は見えませんが、比較的お客も少ないのでゆっくりとできました。ここでの2時間は僕にはMAXですが、90分程度なら登山後の癒やしにオススメです。