三重県尾鷲市/2022年10月8日/曇り
技術:初級 体力:初級(4時間20分)
実はこの3連休、今年もう一度遠征登山(紅葉目当)すべく、南アルプス市に宿を確保していました。しかしまたもや・・・週末の天気予報が全国的に雨。非常に残念ながらキャンセルをして、急遽天気の良いエリアへの遠征に切り替えようとしましたが、全国的にどこも天気が悪い! これは無理だ!!
という事で発想を転換、唯一天気良さそうな8日(土曜)に、普段行けない関西エリアの登山へ行き、これまた行きたくても行けない名湯を訪れるという1泊2日の近場遠征登山を行います! 1日目の今日は三重県の端っこ尾鷲市にある秘境オハイを訪れます。
オハイブルーと呼ばれる海が有名で、一度は訪れたかったのですが、自宅から高速でも片道3時間掛かる場所なので、なかなかねぇ。しかも昨日まで雨だったので、綺麗なオハイブルーは見れるのかな? 九鬼コミュニティセンター着9時40分、ヤマレコNO.4709552をほぼトレースする感じで回ります。
九鬼コミュニティセンター到着時、リサーチとは違い10台位の車で賑わっており、満車という程ではありませんが、そこそこの人出がありました。さすが三連休初日。ただ、僕達のように頂山(いただきやま)を経由する方はほぼいないようです。まぁ、一般的には地味な登山道かもしれませんしね。
ここら辺からは何故か伐採作業しているみたいで、迂回路を経由する事になります。天気はイマイチですが、気温も涼しくて風もあり、なかなか快適。数名の登山者もいらっしゃいました。
山頂稜線に出ると、頂山の山頂までは少しだけピストンになります。地元の仲良しお婆ちゃん二人がおられ、ここらはブリが有名で、日本三大ブリの魚場で、海の中にはブリしかおらんと言われてました・・・そんな事ないやろ笑
次はハカリカケ岩に向かいます。ここは景色が開けているとの事で、やっとこさ景観の良いポイントに胸が踊ります。
ハカリカケ岩、絶景です! こんなに洋上に近い山もなかなかないし、この時少し晴れてきたので、余計に綺麗でした。ここまでが地味な登山道だったのもあり、ここは良かった。次は、今回の主目的であるオハイ(大配)へ海抜0mまでひたすら下ります。
おおお!着いた!! 今遠征の最大目的地であるオハイ(大配)、なんとなくハワイのような響きがある名勝。想像していたより大きい海岸で、広大な岩場を山からの川水が流れ落ちる雄大な場所でした。曇りではありますが、有名なオハイブルーも見れて、ここは来ておいて良かったです。
今日は曇りでしたが、海の色が凄く綺麗! ブルーというかエメラルドグリーンで、底まで見えます。休憩ポイントも沢山あるので、ここでお昼にしましょう。
美しいポイントでのお昼ご飯になりました。ここはオハイまでのピストンコースも選択可能ですので、絶景お昼ご飯にオススメの場所です。さて、ご飯後はオハイ分岐まで戻り、お腹いっぱいのままコミュニティセンターまで歩きます。
一山超えると海沿いの集落に入り、車も入れないような入り組んだ漁師町を通って、海岸線に出ます。田舎の匂いと風情が漂い、僕らは嫌いじゃないな。
小魚に餌をあげたりして遊んでいたので、駐車場着が14時前。山業としては軽いですが、こんな機会じゃないと尾鷲市はやはり遠いですね。
さて、それでは本州最南端の潮岬にあるみさきロッジへ向かいます。急遽の変更にも関わらず、嫁さんが色々探してくれて、最後の1室を何とか確保できました。ここからはほぼ下道しかなく、約100km・2時間以上掛かりますが、熊野灘の海岸線をゆっくりドライブしながらなので、いと楽し♥ 不便なのも時にはいいよ。
道中、名湯と名高いゆりの山温泉に寄り、源泉かけ流し(加温・加水・循環等一切無し)の素晴らしい泉質をたっぷり味わいました。ここは・・何といいましょうか、ツウ好みの究極系、常に湯船の縁から温泉が溢れ出ているという凄い温泉です。これで300円は超破格。近くには500円(これも破格)のきよもん湯と四季の郷温泉もあり、この辺り一帯を湯川温泉と呼ぶそうです。詳しくは下記ブログをご参照ください。ある意味、凄く良かったです。。。
入泉後、夕暮れ時の名勝 橋杭岩へ久々に立ち寄り、記念撮影。昔々、嫁さんとデートで来た淡い記憶が蘇りました笑
みさきロッジ着が17時半、できれば隣の紀伊大島も回りたかったのですが、そこまでの時間は取れず。暫しの休憩後、お腹空きすぎだったので即座に夕ご飯を頂きました。googleの口コミでは微妙でしたが、実際は新鮮で美味しくて、また食べきれない程のお料理が提供され、値段を考えるとコスパは非常に高く、僕ら的には大満足の夕飯でした。
さて、明日も楽しみです。