兵庫県神戸市/2023年11月23日/曇り
技術:中級 体力:初級(4時間30分)
鈴鹿などでは既に紅葉の季節は過ぎてしまいましたが、近場の六甲山は真っ盛りとの事。では、今日は久々に摩耶山を周回してみる事にしました。ヤマレコNO.6194264 登りは殆ど歩いた事のあるメジャーなコースですが、下りのコースは新規な気がします。周回距離も標高差も大した事はないので、ゆっくり歩きながら今年最後になるであろう紅葉を愉しみたいと思います。
下山後の温泉は、この辺りは温泉施設も多く、エッジの効いた良泉も沢山あるのですが、やはり新規を求めてHAT神戸にあるHAT なぎさの湯に行ってみます。お値段的にも高くないですし、場所柄景色も良いのではないかと勝手に期待を膨らませてます。
歩き慣れた登山道にも新しいモニュメントなどが追加されており、残り紅葉と共に楽しく歩けました。今回のコース、登りは何度も経験しているので想定どおりだったのですが、下りが新規のバリルートで予想以上に苦労する事になります。
行者堂跡から一旦、不動之滝を見に行ってみたのですが、立入禁止になってました。9時半前だったので早すぎたのかな?
行者堂跡まで戻って行者尾根を登りますが、ここはダイナミックな岩場をグリグリ登るルートですが難易度は初級ですので、雰囲気や景観を含めて初心者やファミリーにもオススメです。
岩場といっても緩やかな尾根をゆっくりと登れるルートで、油断は大敵ですが難易度は初級です。ところどころで神戸の街並みと海が見えて、ポカポカした日和と共に気持ちのいい山歩きができました。
山頂稜線まで連続して簡単な岩場が続きますが、摩耶山の登山道ではここが一番好きかな。天気は晴れ曇りなのですが、モヤがかかっていて景色はスッキリしない感じでした。
縦走路に合流、ここから摩耶山まではスグなので、途中にあるイノシシのある展望地と天狗道マザーツリーを見て行きます。
なぜイノシシのある展望所なのかは不明ですが、昔はどこかにイノシシの置物があったのでしょうかね? 色々探しましたがイノシシは見当たりませんでした。次は天狗道マザーツリーへ向かいます。
マザーツリー、雰囲気はどっちかというとビックマムのような気がします。縦走路へ戻り、山頂へ向かいます。
菊星台では珍しく低速の小型電動車「グリーンスローモビリティ」のイベントをしており、カレーなどのお店が出ていました。これで快晴であれば、気候的にも凄く気持ちがよい山頂だったと思いますが、曇りでした。時刻はまだ10:45ですが、お昼ご飯して、初めての登山道で下山します。
このルート激下りです。レコでは何故か途中で一周していますが、そんな気にもならないくらい特にポイントもなく激下っていきます。殆どマーカーもないので、経験と勘に頼ってルーファイしながら下ります。
激下りを終えると緩やかな沢沿いの道となり、雰囲気も変わりました。完全にバリルートなので誰にも会う事もなかったです。ここが多分、摩耶東谷です。
ここからは住宅街をゆっくり歩いて、12:40駐車場着。約4時間半の軽い山業となりました。しかしここの激下りルートはなかなかハードだったと思います。
下山後は、HAT神戸にあるなぎさの湯へ。広い敷地の公営感がある温泉で、内湯が電気風呂付きの主浴槽、イベント風呂、タワーサウナとロッキーサウナ(オートロウリュウ)、深く冷たい水風呂。露天にメインの源泉岩風呂、アクションバス7つ、源泉つぼ湯3つ、あとは外気浴スペース。
源泉は黄金茶色で少しスベスベ感もあり、天然温泉らしい感じ。施設も全体的に広く、またお客も少ないのでゆったり感があり、若干の隙間から港と船や湾岸線が見えますが、敢えてお互い見えないように目隠しをしているようです。これを少し工夫して見えるように開放するとかすれば、凄くいい感じの露天になると思いますが、そうもいかないのでしょう。
そこまで特別なものはないけど、ゆったりと落ち着いているので、2時間半の間に熱いサウナへ計5回も入り、整いまくって帰路につきました。