蓬莱山 (天然温泉 比良とぴあ)

滋賀

滋賀県大津市/2022年1月9日/晴れ
技術:中級 体力:中級(5時間)

先週行こうと計画していたけど、寒波と積雪で諦めた比良山系。この3連休は穏やかな気候でもあるし、比良山系のどこかしらを登る事にしました。取り敢えず、小女郎峠から尾根道まで登り、山頂辺りの様子で回り方を決める事にしました。小女郎峠は麓の棚田に無料の駐車場(空き地?)もあり、しかも僕らの車以外、停まっているのを見たこともないという静かな登山道です。

今回は、駐車場手前で日本の国鳥「キジ」がテクテクと現れ、帰りにも道路のど真ん中に現れたので、普通にこのあたりにはいるようです。因みにキジは、歩くのは速いが、飛ぶのは苦手らしい。

駐車場から登山口まではいつも通りで、厚着していたのもあり暑かったくらいなのですが、登山口辺りからは残雪がかなり残っており、この登山道の唯一のポイントである「薬師滝」(他にもあったらすみません・・・)より上は完全雪道になります。

杉林が続く・・・好きじゃない
登山口手前でアイゼン装着
薬師滝
薬師滝

雪道は通常の登山に比べて、必要時間・消費体力・危険度がぞれぞれ2倍になる感じです。登山道は雪に埋まっているので、最初はいいのですが、途中から同じような道ばかりで、飽きる。しかもアイゼン装着していても滑る足埋まる、木の枝から雪爆弾落ちてくる、雪崩が怖い。この登山道は稜線直下まで、あまり景色も良くないし、もはやトレーニングのような感じです。

頑張って稜線下まで来ると、植林を抜け、びわ湖や琵琶湖大橋が一望に見渡せ、非常に気持の良い稜線に出ます。稜線に上がると流石に風が強くなり、体感温度が一気に下る感じでした。装備を厚着に戻し、稜線上でのお昼ご飯は諦めて、一旦びわ湖バレイ方面に向かう事にします。

ニコちゃん
ニコちゃんマークに和む
この辺りから景観が良くなる
雪の稜線
真ん中位の点はヘリ(Drヘリかな)
小女郎峠
小女郎峠
蓬莱山の稜線
Drヘリと同じ高さ
蓬莱山の稜線
天気もいい
蓬莱山の稜線
蓬莱山へ
蓬莱山山頂
蓬莱山山頂

ここで誤算が。蓬莱山はこの時期スキー場になっており、いつもは突破できる斜面全面にスキーヤーやボーダーが沢山。スキー場を迂回するかどうか、迷いましたが、車の位置からかなり離れて下る事になりそうなので、断念。ここで昼食にして、今日はピストンで戻る事にします。端っこの方にあった、今は使われていない小屋を風よけに、汁物を頂きます。

寒すぎて、なかなか沸かないね
冬山に汁物は必須
積雪のギリんとこ
びわ湖バレイ
スキーヤー達(見えるかな)
帰りは指の感覚がない
下り初め(ここ角度が怖いのよね)

食後、ふくらはぎを最大限活用しながら、黙々と下山し、14時前に駐車場へ到着。5時間も掛かってしもうた。早く下山したら、スパリゾート雄琴 あがりゃんせ(HPはショボいですが、ここ僕ら的には関西スーパー銭湯BEST5に入ります)に行って、3時間くらいゆっくりしようかと話していたのですが、時間がない。(※あがりゃんせについては、次行った時に詳細レポートします)

今日は、比良山系登山者の定番 天然温泉「比良とぴあ」へ。ここはごく普通です。いつでも620円、気泡湯が一体になった広めの内湯1つ、1名用源泉水風呂、4名用サウナ、中くらいの露天1つ。泉質は無色、無臭、ヌルヌルほぼなし。1時間くらいでサッと入るのであれば、コスパはいいと思います。

比良とぴあ