滋賀県高島市/2023年12月10日/曇り時々晴れ
技術:中級 体力:中級(5時間)
先週比良山系の美しい稜線歩きに味を占め😁、今週も比良山系の奥比良とも言うべきルートを見つけました。ヤマレコNO.6227412 こんな朽木側から登るルートもあるとはね。
そして下山後はくつき温泉 てんくうを満喫します。ここは大浴場が男女共に2箇所もあり、メインの天狗の湯と男女入れ替え制の石の湯・木の湯(土日祝のみ)があるという贅沢なスパ銭です!
奥比良は周囲の山々が太陽を遮るので、朝は大体少し暗い感じで登山開始になります。このルートも稜線に出るまで日陰のなか地味な杉林を黙々と登る感じですが、今日は12月とは思えないほど暖かく、風もほとんど吹かないので快適な登山日和となりました。
コメカイ道は途中に「登山道崩落により通行できません」との看板がありましたが、ここを真っ直ぐに行かないとレコ通り登れません。自己責任で突破しましたが、崩落現場は最後までわかりませんでした。
しかし・・凄い狭い足場のトラバースやロープ場が連続し、予想外の難易度(高所恐怖症には)となりました。初心者や高いとこ駄目な方は通らない方がいいです。
落ちたら死ぬ場所には大体ロープが張ってありますが、頼りない細いトラロープです。足場のスグ隣が大体急激な斜面で、落ち葉がワサワサに重なっているので、下手すると滑ります。お気楽な奥比良散歩だと思って来ましたが、一気に緊張感が高まりました。そして、初めてもずく滝に到着しました。
どこまで続くねんと思っていたら、危険地帯がやっと終わりました。しっかし、どこが崩落地でどこが正規ルートなのかも全く不明でしたが、高所が苦手な僕にはなかなかの難易度でした。でも嫁さんは意に介さずスーンと進んで行って、感想は楽しかった! との事なので、人によりけりなのかな?
地蔵山からはおそらく琵琶湖方面だと思われる方向に雲海が広がっており、なかなかの風景が見渡せました。ここから釣瓶岳までは緩やかな稜線歩きとなり、季節外れの温かさもありノンビリとした優雅な時間となりました。
眼下には美しい雲海、青い空と上空の雲の合間を歩くような稜線歩きができました。先週の琵琶湖側比良山系の稜線歩きは王道ですが、この奥比良山系の稜線歩きも独特の良さがあります。
釣瓶岳は以前、武奈ヶ岳からの周回で来たことがあります。なかなかの標高なのですが、展望は良くないので、来た道を戻り昼休憩場所を選びます。風もないし温かいので、景色さえ良ければどこでもよさそうです。
このバリルートの下り・・ほぼ真っ直ぐに下りていくのですが、登山道じゃなかった。最初は景色の良い尾根歩き ➡ 杉林との境 ➡ 杉林を直進 ➡ 松林を直進 ➡ 最後は急な杉林を無理やり下る😢 といった一応マーカーはあるのですが、登山道らしきものはなくフリーで適当に下り続ける感じです。急斜面を真っ直ぐに下るので、かなり足にキました。
下山は山の斜面を無理やり下り続けた感じです。そこまで難易度は高くないですが、あまり面白くはありません。駐車場着は13時半前なので、約5時間の行程となりました。
下山後は8kmほど帰りとは逆方向に走り、くつき温泉へ。この温泉はグリーンパーク想い出の森内にある施設で、この施設自体も相当広大です。温泉も天狗の湯にアクションバス2つ付きの主浴槽、冷たい源泉風呂、サウナと水風呂、そして露天風呂。石の湯には寝湯3つ付きの主浴槽、バブルバス、ジェットバス、冷たい源泉風呂、打たせ湯2、そして3名用サウナ。
今回も木の湯ではなく石の湯が男性となり、未だ僕は木の湯は未体験なのですが、嫁さん曰く檜の香りがなかなか良きだそうです。2つの温泉は一旦着替えて移動しないと行けないので、少し面倒ではありますが、ここの浴槽は水風呂以外全てが天然温泉を使用しており、どの湯もヌルヌルで温泉感があります。それにこのお値段で、これだけの種類があるのはなかなか無いので、コスパは相当高いと思います。