深山・掃雪峰 (京都るり渓温泉)

京都

京都府南丹市/2022年9月3日/晴れのち曇りのち雨
技術:初級 体力:初級(4時間30分)

台風11号の影響で、コロコロ天気予報が変わりますが、今日の午前中は何とか大丈夫そう。加えて猛暑のピークは過ぎたようですが、まだまだ涼しいとは言い難いので、渓流と高原が楽しめそうな京都のるり渓を久々に訪れることにしました。るり渓温泉もあることですし。

ヤマレコNO.4570193と4557304を参考にトレースする感じで周回、お昼は恐らく天狗岩になると予測しました。深山から掃雪峰までが難コースのようですので、ルーファイミスしないようにしないとね。

10数台は停めれそう
お手洗いもあります
名勝です
8:45登山開始
満開
渓谷沿いを歩きます

到着時8時30分、気温は26℃前後。都会に比べると充分涼しいのですが風はほぼないので、るり渓沿いの道では汗が止まりません。でも熱中症になるほどではなく、水場だらけなので水遊びしながら登ります。まずは、鳴爆を見てからアスファルト道を歩き、寂れた渓流歩道入り口より登っていきます。

最初のポイント
鳴瀑
看板が多数ある
下山時はここから下りてきます
木陰は涼しい
里山的
渓谷道入り口
手入れはされていますが
寂れてる

るり渓の渓谷道は初めて歩きますが、そこそこの見所はあります。この時期は蒸し暑くて汗が止まらずイマイチでしたが、紅葉の季節とかなら素晴らしいのだと思います。

色んな名勝があるようですが、先日の昇仙峡に比べると迫力はイマイチ・・・。でも渓流散策には丁度良いくらいで、お手洗いなども複数あり、最後は仮設階段を登ってダム湖の脇道に出ます。

ここから道路歩き
通天湖
ボートとカヌーがある
ボート関係の施設
釣り堀
るり渓温泉

るり渓の上流部にはダム湖・通天湖があり、ボート・カヌー体験施設や釣り堀があり、その先に京都るり渓温泉 for REST RESORTがあります。ここだけは人が多く、人気なんでしょう。下山後は久々にこの温泉に寄ります。しかし、深山登山口まではそこそこ距離があるなぁ。

温泉入り口
バギー
プラネタリウム
満開です
開園してるか不明
ここが登山口

やっと深山登山口に着き、ここからが登山道となります。アスファルトが長かったですが、開けているからか渓谷より風が吹いており、気候的には快適でした。さて、登っていきます。

やっと登山らしい
よく整備されてる
ゴルフ場の脇になります
綺麗な森
着替え休憩
そこそこの傾斜
どんどん登る
おっ! 森を抜けた
ススキが拡がる

深山登山道は、最初ゴルフ場の脇を結構な急傾斜で登っていきますが、よく整備されており登りやすいです。ある程度登ると、視界が開けてきてススキの草原が所々に広がります。風が抜け、加えて眺望も良くなり、楽しい行程になってきました。

交互に草原と森
視界が良くなる
歩きやすいぞ
稜線に出ました
風もあり快適
あの上が展望ポイント

稜線に出てからは、穏やかな登山道で丘を越えていきますが、ここから深山までが本日一番の景観で、非常に気持ちの良い場所でした。流石、北摂イチの景観と呼ばれるだけあります。まずは、深山手前の名もなき展望ポイントへ到着しました。(後日調べたら、第二ピークと呼ばれているようです。第一ピークはどこ?)

ここでも360℃視界が拡がり、眼下には先程通過したるり渓温泉が見える絶景。ここまでは天気も良く、遠くの山々まで一望できました。さて、山頂へ向かいます。

あのドーム周辺が山頂
綿毛の時期
気持ちの良い稜線続き

上にゴルフボールが乗ったような建物は、レーダ雨量観測所でした。僕らも初めて来たのですが、この観測所の裏に山頂の立派な社が広がっていました。深山宮というようです。

深山 790m
宮裏を一周できます
ベンチなど沢山あり
時刻は11時 暫し休憩

ここも景色が拡がり椅子や案内板なども豊富なので、お昼休憩には最適だと思います。この時点で11時、2時間15分くらいで深山山頂でした。ここから掃雪峰(そううんぽう)へ向かいます。天気予報では午後から雷雨との事で、大の雷嫌いの嫁さんに先を急がされます。

一旦、分岐まで戻る
当面、ススキの道
ここを越えて行く
バリルート突入
一旦斜面を下る
踏み跡は薄い
きのこ多し

草原を外れて、急な斜面をマーカー頼りに下りきると旧林道に出ます。キノコの写真撮ってたら、出口やらの写真撮り忘れました。

旧林道に着く
柱状節理というみたい
蛇が多かった
道路に出る

深山から一旦道路まで下山し、またゴルフ場の脇を掃雪峰登山口まで少し歩きます。この辺りから段々と天気が曇ってきました。先を急ぎます。

このゴルフ場広いな
登山口
もっかい登る

少し登るとタメ池があり、これを巻いて上流部へ行き、綺麗な湿原を越えて再び森に入ります。ここマーカーもなく、あまり歩かれていないようで、このルートで一番わかりにくいと思います。ほぼヤマレコのGPS頼りに、掃雪峰への稜線に出て、そこからは能勢電?と書かれた石杭が稜線上にあるので、基本それを辿れば山頂へ着きます。

最後がそこそこ登る
掃雪峰 723m
展望なし
天狗岩へ向かう
パックンフラワー笑
天狗岩 682m

掃雪峰は特に何もないので通過しますが、この山キノコ多いな。次の天狗岩までは直ぐ着き、ここでお昼ごはんにします。時刻は12時半だったので3時間45分経過、お腹すいた。

天狗岩のヒノキ
ここでお昼休憩
登ってみた
一番上までは無理
ここも良い景色
お昼準備中
贅沢な景色
置いてみた・・・

冷やし蕎麦と、ゆで卵におにぎり。登山のご飯は旨し! 最後の着替えとか少しゆっくりして、後は下山するだけです。行程的にも9割は来ているので、恐らく30分で着きます。段々と天気も崩れてきたので、嫁さんの圧力と共に下山開始します。

さらば!
下山開始
このルートは手入れされてる
きこりさんのベンチ
展望所
でかい!

よく手入れされた下山道、木製階段が続くので、下りやすいです。ただ、この位から遠くで雷鳴が聞こえ始め、急速に天気が悪化してきました。これは一雨来ます。

嫁さんは雷が大の苦手なので、ここから全力で下山していきました。速すぎて、付いていけん・・・足挫く。取り敢えず、車の鍵だけ渡しました。

全力下山開始
塗装路に出た
今朝の分岐点

何とか、雨が降る前に駐車場に辿り着き、ほっと一息。時刻は13:20なので4時間30分の山業でした。さて、るり渓温泉に行きますか! ここは水着持参必須!の温泉施設で、普通のショボい温泉エリアと水着着用の広いエリアに別れます。水着エリアには、25mの温泉水プール・露天風呂・バーデゾーン(多彩なお風呂)・サウナ4つ(高温2・スチーム2)・水風呂があり、男女一緒に入れます。休日800円でこれ、凄くないですか? 施設自体は少し老朽化してますけど。

僕らも久々に来たのですが、夫婦二人で入るサウナや温泉って、時間経つのはやっ! まぁサウナ4つも入ればそうかもね。最後は普通のお風呂エリアで身体を洗って出ますけど、ここ水着が無いと内湯2・サウナ1・水風呂1のみ! これはショボすぎるでしょう。水着はレンタルもできますが、ダサいです。

また気が付かなかったのですが、この間に外は相当の雷雨だったようで、一面ビシャビシャになっていて、更に帰りの道中でも豪雨に見舞われました。登山中でなくて、ほんとに良かったです。

京都るり渓温泉