京都府京都市/2023年10月14日/曇り
技術:中級 体力:中級(5時間)
今日は天気があまり良くなく、夕方から雨になるみたいなので、近所の山で歩いてないルートを探す。愛宕山は京都の山ではかなり標高が高く、比叡山と共に信仰の山として有名。僕らも数回は登った事があるのですが、亀岡側からのルートもあるようで、こっちは歩いてないな。
ヤマレコNO.5734901 これにピストンで愛宕山を加えれば3座も行けるというコスパが良さそうなコース。これが実際歩いてみたら、地味な愛宕山登山を覆す新しい発見のあるコースで、一般向けではないとは思いますが、かなり面白かったです!
そして温泉は、グーグルマップを駆使して見つけた京都・烟河(けぶりがわ)という名前からも興味深いのがあった。しかし、最終受付が14:30なので、急いで周回しないと間に合わないぞ。
駐車場を出るとそこは棚田で、楽しいハロウィンの飾り付けがされていてテンションが上がります。こんなでっかいカボチャが実るんですね😅 幸先良い感じで足取りも軽く、登山口へと向かいます。
のんびりとした雰囲気のいい田舎の集落のなかに、登山口がありました。愛宕山への裏登山道という感じでしょうか。
登り初めてスグに舗装路?に合流。そこから急坂を黙々と登っていきますが、この登山道はなんと、四駆車も登ってくるみたいです😅 マジか! 暗峠なんか目じゃないくらいの酷道なんですけど?
レコ主さんが登っている時に、若者のジムニーが登ってきたと記載がありましたが、確かに車の轍みたいなのはあります。しかし、角度と荒れた路面が凄すぎて、ここ四駆でも登れんのか???
ラッキーな事に、本当にこの登山道を登っていくジムニーが、後ろからゆっくり来ました。僕らが登ってきた超急坂を乗り越えてきたと思うと、ジムニーの登坂性能凄いですね・・・。いったいどこへ行くのかも不明ですが、兎に角びっくりしました。
こちら側から登ったことないので、行ってない場所ばかりで楽しい! スキー場跡とか謎の三角点看板(行きはスルーした)があったのですが、あとで教えてもらったら、ここが愛宕山の三角点との事。愛宕神社へお参りした後で寄ります。
このルートから登ると、人は少ないし直で愛宕神社の麓に着き、少しの階段を登れば即本殿。表参道より何か楽に着きました。
本殿と奥宮、それと白髪明神様を参拝し、朝ご飯を食べて無かったので二人でオニギリひとつを補給します。ここから3座(愛宕山・竜ヶ岳・地蔵山)を制覇します!
愛宕神社には何回か来ていますが、僕らもこの三角点には初めて来ました。ここ、なかなかにいい場所で、山ってやはり奥深いですね。愛宕山は924mですが、三角点は889m・・・こんなのも山あるあるです。
愛宕山から竜ヶ岳まで、ここも初めて歩きましたが、凄くいい森です。鈴鹿や比良山系に通ずるような気持ちのよい稜線歩きが楽しめました。ここ京都では穴場のスポットだと思います。
ここも初めて来ましたが、いい稜線歩きができて気分上々です。しかしここから地蔵山へ、レコとは違うショートカットルートを選んでしまい、これが凄い激下りと激登りを強いられるバリルート。長いロープ場や落石に注意しないとならない中級者以上のコースでした。僕らも予想外でびっくり😁
こんな急降下と急登りは久々です。どちらも長いロープ場が引かれているので何とかなりますが、中級者以上でないと滑落や落石する恐れがあります。素直にピストンで戻れば、多分初級だったな😁
メインの登山道に合流すると、そこは非常に歩きやすくて快適でした。反射板から少し愛宕山方面に戻るとこぢんまりとした展望場があったので、そこでお昼休憩にしました。今日は気温も風もいい感じで、関西登山のベストシーズン到来ですね。
本日3座目の地蔵山を制覇し、またもやバリルートで下ります。ここもマーカーはありますが、完全にマイナールートで、鳥獣ネットを行き来しながら急降下していきます。
激坂をこんなに登ったかなと疑うほど下りますが、下りきると駐車場の真上に出てきました。時刻は13:25なので5時間前後の山業となり、表参道に比べれば沢山の変化がある面白いコースだったと思います。
さて車で30分ほど走り、湯の花温泉街にある烟河へ。ここはグランピングやアクティビティなどができる施設に併設されている温泉です。
施設自体はかなり大きいのですが、温泉は内湯1・露天1のみの物凄くシンプルな感じ。泉質も色・匂い・ヌルヌルもないふつーのお湯。ここは湯船でゆっくりするしかないのですが、30分もするとノボせてきて水風呂もないので水シャワーで誤魔化す程度笑 シャンプーバー有・飲料水も南アルプス天然水を使用など、アメニティ関係は充実していましたが1時間は長かったな・・。